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『郵趣』10月号 [文献]

昨日、『郵趣』10月号が到着。
相変わらずの中身で、どうしたものか・・・。
でも、創刊号から揃っているので、購読を止めるわけにはいきません。

あらためてビックリしたのは、1冊の中にアルバムリーフの図版が1つも無いこと。(正確に言うと数枚のリーフ図版は載っています。ただし切手商の広告の中に。)
それでいて、ページを捲っていくとジャペックスの案内が・・・。

一方ではリーフ作りを無視した編集を行い、一方ではリーフ作りの極地とでも言える切手展の案内を載せている。
僕には、ブラック.ジョークのように見えますがねぇ・・・。

近年、切手展出品者の常連化が進んでいます。これは、全日展もジャペックスも同じこと。
つまり、切手展のマンネリ化ですね。
ジャペックス出品者の6割が、新規出品者で占められていた時期がありますが、今年の新規出品者はどの程度でしょうか。
郵趣雑誌に全くリーフ写真が載らないのは、異常でしょう。
確かに海外の郵趣雑誌にはそうしたものも見受けられますが、そんなことを真似してどうするの?

JPSは切手展を普及させたいのか、させたくないのか。
機関誌は、当該団体の方針や主張を現わす最大の武器であるはず。
ジャペックスはジャペックスで、『郵趣』の編集とは全く別物と考えているのならば、じゃあJPSっていったい何なの?となりますが。
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" KOREA " サン・フィラテリック・センター [文献]

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今となっては、かなり忘れられた存在だとは思いますが、サン・フィラテリック・センターにサンフランシスコ支店がありました。
時々オークションを開催していたので、「使っていたよ」という方も随分といらっしゃると思います。

画像は、1980年3月開催の旧韓国専門コレクションのオークション・カタログで、カラー図版も入った当時のレベルとしては、かなり力の入った編集になっています。

巻末には、旧韓国切手とステーショナリーの各カタログ番号対照表や、切手や消印の郵便史的な解説や分類など、読み物も24ページに渡り収録されています。

このカタログ、市場で見かけることは少ないですが、旧韓国に興味の有る方は入手して損はしないものと思います。
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『記番印宝函』 [文献]

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『記番印宝函』は、消印とエンタイヤ叢書No.9として、昭和26年に郵趣研究室から刊行されました。
記番印については、1990年代に数種の文献が刊行され、局番を調べることに限定してしまえば、本書は最早役には立たないと思います。

しかし、視点を変えて郵趣史の側面から見ると、本書はいまだに有益な書と言えます。
巻頭の「記番印研究の歴史」は後進の者にとっては、その流れを知るには非常に有難い存在です。

そして、肝心の局番一覧では、単に最新(昭和26年当時)の番号を比定を示しているのみではなく、伊藤氏の大正12年、山中庄治朗氏の大正6・昭和4・5年、ウッドワード氏の昭和15年のそれぞれの成果も一覧表の中に記されているので、局番の比定がどのような経過を追っているのか、また、どの局がいつ頃に判明したのかなど、研究史的な事を知ることができます。

このような事は、直接的には今の収集には役立ちませんが、知識には厚みをもたらせてくれます。
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東南アジア青年の船 [風景印]

第4次ローマ字入り60円の1枚貼り。
この切手が発行されたのは、昭和51年5月25日でしたが、「きれいな切手」というのが第一印象だったのをよく覚えています。

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押されているのは、東南アジア青年の船の船内風景印で、昭和51年9月28日の使用例です。
この東南アジア青年の船は、田中総理が東南アジアを訪問したことで、昭和49年に事業が開始されるのですが、本例は第3次のもの。

パクボー扱いで、紫色のパクボー印が鮮やかでよいですね。
とはいうものの、残念ながら郵趣家便・・・。
もっとも郵趣家便でなければ、なかなか無いと思います。

まぁ、僕の現行切手コレクションのレベルなら、安価な郵趣家便がちょうどよいくらいです。
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「和泉祭前夜」とダイエー [文献]

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新聞を賑わせているのが、ダイエーという名前があと数年で無くなるというニュース。
若い人には「別にどうでもいいじゃん」と言われそうですが、40代以上なら寂しく思う人も多いのではないかと思います。
何しろ1970年代、特にその前半は、ダイエーが1つのブランドとしての魅力がありましたからねぇ。

ところで、『PHILATELIC JOURNAL of U.P.L. '78』に「和泉祭前夜」という一文が載っています。
題名を見てもわかるとおり、明治大学切手研究会の一側面が紹介されており、当時(昭和48年)の記録として、なかなか面白い内容です。
この中に、ダイエー戸塚(横浜市)が出て来るのです。
この戸塚店、日本における郊外型大規模店の草分け的存在でした。

本文に登場する戸塚在住の某氏にとって、戸塚にダイエーが出来たというのが自慢のようですが、確かに僕の友人で戸塚在住者も、ダイエーがあるというのがご自慢でした。

今では戸塚も賑やかな街ですが、昭和48年当時は駅前商店街がある程度で、隣の大船と比べると冴えない街でしたね。
何しろ、同じ線路を走っていても、横須賀線は停車しますが、東海道線は通過でした。

本文は、郵趣文献でありながら、切手ではなく昔を思い出させてくれる、僕にとってはある意味貴重な存在。

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何の消印? [外国郵便史]

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上のカバーは、エジプトのアレキサンドリアからイギリスに宛てられた航空便。
1949年9月30日の使用例として、航空切手のページに貼ってあります。使用例としては一般的なものですね。

このカバーを入手してから気になっているのが、左下のニョロニョロ文字印です。
たぶん郵便印だとは思うのですが・・・。

何と書かれているのでしょうね。
これがわかると、テキストが1行増えるのですが。
分からないというのは、気持ちが悪いですよねぇ。
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『切手が語る医学のあゆみ』 [文献]

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古川明氏による本書は、昭和61年の刊行。
内容は、よくあるトピカル切手を題材にした当該分野の解説書ですが、内容は類書の中で飛び抜けて圧巻です。
B5判565ページに横2段組で、細かい字でビッシリのボリューム。この情報量は、とにかく凄くてまさに労作と言える内容です。

書かれていることは、かなり専門的な医学史なので、専門家か、よほど興味がある人でないと通読するのは難しいかも知れません。
でも、文章自体は平易なので、読むのに必要なのは忍耐力でしょうか。

古代から近代までの通史に沿って、人物中心に書かれているのですが、挿図として多量の医学切手が使われています。
こうして見ると、改めて医学切手の多さに驚きます。気にも止めなかったですが、確かに医学系は題材に事欠きませんね。日本だって、それなりの数が有りますから。

パラパラ見ているだけでも「えっ。これも医学切手なの」という切手に出会えます。
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フランスの変わり種消印 [外国郵便史]

画像は、フランスのタイプ・サージュ。
今はどうかは知りませんが、昔は100種のパケットからも数枚は出て来たものです。

パケットからは、こんな消印は中々出て来ないとは思いますが、一見円形の消印なのですが、よく見ると面白いと思いませんか?
内円と外円の中心がズレています。

これは、新聞と印刷物に使われる専用印なんですね。
で、どこが違うかと言うと、新聞用は "Journaux" と入っていて、下の消印がそれです。

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印刷物用は "Imprimes" となっています。下がその消印。

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日本では、こうしたことは区別しないで普通の消印として売っているようなので、もしあったら入手して損はないと思います。
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『世界切手地図』 [文献]

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今井修氏の労作『世界切手地図』。
画像のものは旧版で、現在売られているのは表紙の違う新版ですね。
新版と言っても2001年に出されたものが、今でも売られているのですから、あまり買い手がいないのでしょう。

昔は、それなりにコンスタントに売れていて、確か90年代前半には再版を希望する声がかなりあったのを覚えています。

僕が最初に手に入れたのは、小学生だった70年代前半のことで、それ以来、異なる版を何冊か買い、手元には4冊が残っています。
無線綴じなので、使っているうちにバラバラになってしまい、処分したものもあります。

外国切手に興味がある人には、ホントに重宝する便利な本なのですが、幅の狭い専門収集が大きな顔をしている現在では、必要とする人も少ないのでしょう。
こうした、基礎的な文献が売れないのは、収集界全体の底上げを考えるとなんか寂しい気がします。
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こんなのがあるのですね [日本切手]

もう廃刊になって随分と経ちますが、MSAオークションの旧号カタログをたまたま手にしたら、表紙にこんな切手が載っていました。

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震災切手の欧文船内印。
サンフランシスコ線の伊予丸ですね。水剥がししてなければ、もっとよかったのに・・・。
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「郵便史コレクションへの招待」 [文献]

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松本純一氏の「郵便史コレクションへの招待」は、『日本フィラテリー』1989年3月号の掲載。
ついこの間と思いますが、もう四半世紀も前になります。早いですね。

僕なんかの感覚では「誰もが読んでいる」と思いがちですが、ここ20年くらいに収集を開始した方の中には、「知らない」という方も増えていると思います。

郵便史的な収集は、70年代から一部の人たちの間で行われていましたが、それが一般化したのは80年代のことで、特に80年代後半からはブーム的な盛り上がりになりました。
それらは、今の水準からすると発展途上の混乱的な収集もありましたが、それらを含めて郵便史収集家が、アッと言う間に増えた時代だったのです。

そのような背景のもとで執筆されたのが本稿で、著者は本稿を著すのに相当な構想を練られたものと思われます。
僅か4ページの中に、郵便史収集の本質や作品としての展開方法を簡潔に、それでいて重要なことを漏らさずに記しています。

郵便史収集家は今一度、本稿を熟読の上、自分のコレクションと収集構想を点検されてはいかがでしょうか。
基本を考えるのに、最適な一文ではないかと思います。
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ドイツ・鉄道100年 [外国切手]

画像は、ドイツが1935年7月10日に発行した「鉄道100年記念」4種セットの中からの1枚。

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描かれているのは、ディーゼル特急「フリーゲンダー・ハンブルガー号」という、当時ドイツご自慢の世界的に有名だった列車です。
この切手が発行された翌年には、試験で時速205キロを記録し、営業運転でも160キロだったというのですから驚きです。日本の初期の頃の新幹線が、営業運転で210キロですからね。

ドイツのカタログコレクションに、他の3種とセットでポツンと貼ってあるのですが、好きな切手なのでカバーも一緒に貼りたいものです。
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トラバンコール [外国切手]

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画像は、いつだったか忘れてしまいましたが、JPS英国切手部会のミニペックスに出品した、インド土侯国の1つであるトラバンコールの作品からの1リーフです。
もう10年近く前だったかも知れませんね。

巻貝を図案とした切手なのですが、以外とどこかで見たことがありませんか?
地味なのですが、ちょっと印象的な切手なので、一度見たら忘れないと思います。

トラバンコールでは、1888年から切手の発行が始まり、1946年発行までは単独なのですが、1949年7月1日に隣接するコーチンと統合され、トラバンコール・コーチンという連名の発行になります。

ここの切手の基本は、透かしと色調で、それに目打が付いてきます。
画像のリーフは、1889〜1920年の通常切手の中から額面1 ch のものですが、見ての通り透かしが基本分類なので、見てもつまらないリーフです。

コーチンの切手は、安価でバラエティーに富んでいるので、集めると面白いのですが、目に見えない部分が基本分類なので、リーフにすると極めてつまらないのです。
こういう切手も困り者。切手の分類は、誰もが見てもすぐに違いがわかるのが一番です。
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スイス航空50年 [外国切手]

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スイス切手の図入りアルバムから、「スイス航空50年」。
このスイス航空は、今は存在していません。
出資先だった、サベナ・ベルギー航空破綻の影響を受けて潰れちゃいました。
今、日本に乗入れているスイス・インターナショナルとは違う会社です。

そのスイス航空の50年を記念して1981年に発行された切手で、DC9の後部が図案になっています。

僕が学生だった1980年代前半の頃は、ヨーロッパに行くには日系や欧州系のナショナル・フラッグ・キャリアで、アンカレッジを経由して行く方法。これだと、チケット代が安くても20万円前後。

もう1つは、パキスタン航空とか、タイ国際航空、マレーシア航空などの東南アジア系を使って20数時間かけて行く方法で、これなら10万円弱。

実は、これ以外にスイス航空が南回り欧州線も開設していて、これだと欧州のナショナル・フラッグ・キャリアでありながら、10万円ちょっとで行けました。
成田を夕方発で、香港、カラチを経由してチューリヒに早朝着。所要20時間ちょっとで、同じ南回りでも東南アジア系を使うより早く、機内食なども豪華。あの頃は「スイス航空に乗って、お腹いっぱいになろう」という言葉もあったくらいです。この間に5回の食事が出ます。

いい会社だったのに潰れて残念!今は切手の中だけですね。
懐かしいスイス航空のお話でした。
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年賀「応挙の虎」 [日本切手]

昭和25年用年賀切手の「応挙の虎」。
画像は、小型シートからの切抜き使用例です。

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年賀切手を集めたことは無いので、単品で買うわけはないから、たぶんロット物の中に入っていたのだと思います。
いつからかはわかりませんが、ずっとストックブックで眠りについたままで、活躍の場が全くありません。

赤の刷色に、押されている消印も朱色なので、ルーペで見ないとデータが読めません。
押されかたは、この時期なら良い方なのですが・・・。
唐草印で「世田谷/25, 4, 8/后0-4」です。

こういうのが1枚でもあると、「もう少し集めて1リーフにしようかな」なんて思ったりしますね。
良い使用済だと思います。
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『カバー研究』10号 [文献]

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伝統的な切手収集を指向する方は、このような雑誌は読むことはないでしょう。
僕は、切手には色々な楽しみ方があると思っているので、この手の雑誌とか本もよく読みます。

この10号は昭和45年6月の発行で、画像の目次を見ればわかるとおり大阪万博の特集号。
これが、当時の記録として読むとなかなか面白いのです。
もう、クレイジーですね。
もの凄いことになっています。万博会場内局の初日押印は。
皆さん、初日印に命賭けているみたいな。

この中で面白いのがハト印の押印で、欧文・和文3本ずつ用意されているのを、なんと各自に押させているのです。
机に6本のハト印を置き、両側で2人の局員が不正な押印をしないか監視し、白紙に押した試し印はその場で破いて破棄していたそうです。
たぶん局員不足への苦肉の策だったのでしょうね。
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バロン・モンテ [外国郵便史]

下の画像は、旧石川良平コレクションにあった日本宛のバロン・モンテ便。
1981年の石川良平在日外国局セールでは、ロット199として売り立てられています。

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ペン書きの、バロン・モンテの表示も好ましく、美しいカバーですね。
この手紙、パリ発1870年10月17日、横浜着12月10日なのですが、横浜には受取人が居なかったのでブレストへ転送されています。

日本宛のバロン・モンテ便は極めて少ないのですが、このカバーが現在でも最初期の使用例なのでしょうか?
今でも3通かな?

このバロン:モンテ便は、晋仏戦争によるパリ包囲によるものですが、なにしろ食料が無くてネズミまで食べたと伝えられているくらいです。
この頃のことは、モーパッサンが短編小説として何編も書いているので、それを読むのもカバーの側面史を理解するには、ちょっとした手助けになります。

そう言えば、この包囲下のパリには何人かの日本人も含まれていて、中には志願してプロシア軍と戦った人も居るらしいですね。
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渋沢栄一の回顧談(『日本郵便切手史論』) [文献]

日本最初の郵便切手を作るにあたり、フランスの不足料切手を参考にした云々という説明は、切手本には定説としてよく載っています。
このことは、皆さんも様々な本で読んでいらっしゃると思います。

なるほど。確かに正方形の形はよく似ていますね。
でも、考えてみれば似ているのは、それだけのことです。

そこで、意外と皆さん見落とされて、とんと話題にされないのが樋畑雪湖氏の『日本郵便切手史論』。
樋畑氏と言えば、戦前の郵便史では生き字引みたいな人です。
実は、樋畑氏は渋沢栄一氏に、最初に切手を作った時のことを聞いているのです。
それによると「仏国から帰朝した時に切手を種々取揃て持帰りし事は記憶しているがそれがどれを参考したかは五十年も昔の事であるから覚えていない」と、答えています。

つまり、渋沢氏がフランスから持ち帰った切手は、不足料切手1枚だけではないのです。
当時、フランスで出回っていた各種切手を取揃えて持ち帰っているわけですね。

世間一般に出回っている話しでは、松田玄々堂がフランスの不足料切手を見て「こんな精巧なものは作れない」と言ったことになっていますが、ナポレオンやセレスの切手も一緒に見て、そのように言った可能性も高いのではないでしょうか。

『日本郵便切手史論』の記事が、あまりに扱われないのでご紹介したしだいです。
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ストックホルミア86(1次) [外国切手]

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画像は、スウェーデンで1986年に開催された「ストックホルミア '86」を記念した、一連の周知宣伝切手の中から第1次発行の初日カバーです。
発行は、1983年5月25日。

左から1884年のエッセイ、1885年の発行切手、1884年のエッセイ、1891年の発行切手です。
さすがスウェーデンという出来映え。
良い切手です。

ところで僕は、このストックホルミアに参観して、初めてスウェーデンを体験。
今から思えば、6000フレームの巨大切手展だったのですが、あの頃は、その程度が普通だったと思います。
そして、この切手展で初めてスウェーデンの至宝、黄色の3スキリングとご対面。
同じ世界の1枚もの切手として、英領ギアナの1セントも出ていたのですが、こちらは以前に日本で見たことがあったので、インパクトは弱かったですね。
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なかなか名言 [雑記]

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画像の記事は、『ふいぶる』1978年12月号からの切抜き。
内容は、書き手の勘違いと思わしきところもあるのですが、タイトルが気に入りました。

「まずははることから始めよう」。
「はる」は「貼る」ですね。

リーフ作りのススメなのですが、そうです、難しいことは後回しにして、取りあえず貼れば良いのです。
どうしても、初歩者にリーフ作りを話す時に、こちらがわかっているものだから、難しい言い回しになって仕舞うのですが、取りあえず貼ることから始めれば良いのです。

今では、以前のようにリーフ作りのイロハを話す機会も無くなりましたが、即売会や郵便局を見ている限りでは、そこそこの予備軍は居るようです。

切手収集の楽しみ方は、リーフ作りが全てではありませんが、リーフ作りの楽しみは大きいはずです。
どうしたら、その楽しみを知ってもらえるのかは難しいことですが、「まずははることから始めよう」ですね。
これは名言。
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コスタリカのカカオ切手 [外国切手]

画像の切手は、コスタリカが1938年に発行した「博覧会」記念切手からの1枚。

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題材は、カカオの実で、凹版の良い切手です。
印面の1辺の長さが33ミリを測るやや大形の切手なので、題材がよく見えます。
カカオは、産地を紹介する切手として描かれることが比較的多いのですが、印面が小さいと何だかよくわからないという欠点があります。
その点で、この切手は一番ですね。

戦前の南米の切手には良い切手が多いのですが、日本ではあまりポピュラーな収集対象ではありません。
南米の切手は、けっこうオススメです。
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