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ニューブランズウィックの機関車切手 [外国切手]

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画像は、ニューブランズウィックが1860年5月15日に発行した蒸気機関車を描く通常切手で、描かれているのは北米で多く使われていた2B形蒸気機関車。
そして、後部には貨車も描かれています。

この切手、世界で最初の機関車を描いた切手として有名です。

この切手を入手したのは、まだ小学生の時。
有名な切手なので鉄道切手を扱った本には、よく紹介されていたので「いつかは、きっと」と思っていたものです。

状況から思い出すと、たぶん1月だと思います。
お年玉を持って新宿の郵趣会館に行き、いつものようにショウルームを見てから地下の切手センター街へ。
どのお店かは忘れてしまったのですが、そこで発見したのがこの切手。
未使用なのですが、オフセンターで状態が悪かったので、お年玉の数分の一で買えることができました。

小学生ながらもこの切手を持っていることが、ちょっとは自慢でしたね。
今では、状態の良いものがいつでも買える環境ですが、思い出の一品です。
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航研機の初期使用 [日本切手]

子供の頃は、夏といえばJUNEXでした。
もちろん春の全日展、秋のJAPEXも欠かさず参観していましたが、子供にとってはJUNEXこそ最大のイベント。
当時の会場は、大手町の都立産業会館(後に代々木のオリンピックセンターの時も)で、中に入るとジュニアで溢れかえっていました。
作品はもちろん、ブースもたくさん出ていてホントに楽しい1日が過ごせました。

下の画像は、ある年のJUNEX会場での買い物の1枚。
お店の名前は覚えていませんが、昭和切手の貼込帳から抜いたもの。

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当時、昭和切手を集める大人は少なかったので、ジュニアには集めやすいテーマでした。
そんな感じだったので、僕も昭和切手を多少集めていて、画像の切手を買ったしだいです。

消印はチョロ消しなのですが年月が読めて、昭和14年12月の使用であることがわかります。
この切手の発売日は、昭和14年12月1日。
日にちが掛かっていないのがなんとも残念なのですが、ジュニアにはこれで十分でした。

今なら見落としてしまうような消印なのですが、子供の頃はしっかりと貼込帳を見ていたものです。
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『図説・戦前記念切手』 [文献]

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先日、著者からサイン入り本をご恵贈いただきました。

著者の原田氏は、競争展に多く出品するという、いわゆる露出度の高い派手な収集家ではありません。
ですから、氏の収集内容をご存知の方は少ないと思います。
氏のコレクションを一言で表現するならば「流行に左右されない土台のしっかりとしたコレクション」でしょう。
部分的に見せていただくコレクションは素晴らしく、驚きの連続です。
その根底にあるのは、年季と地道さだと思います。
また、氏の鼻は収集のためにあるがごとく、掘り出し物の匂いをかぎ分け、一体なんでこんなものが入手できるのかと思うようなマテリアルを、いつの間にか入手されています。

そんな氏が執筆されたのが本書。
どのページを見ても美しく、素晴らしい図版が目白押し。
なにしろ「ビジュアルヒストリー・シリーズ」ですからね。
内容は平易でありながら、考古学・歴史学の専門家ならではの濃いもので、特に図版を拡大しての図案説明は、多くの収集家が初めて理解、納得したものと思います。

僕は6ページに示されている、明治銀婚記念切手発行を即す英字新聞の記事を、恥ずかしながら初めて見ました。
この新聞記事は、明治銀婚記念切手の解説には必ずと言ってよいくらいに紹介されていますが、不思議と今まで図版として提示はされていませんでした。
本書で、初めてこの記事を見た方は多いのではないでしょうか。

また、各所に散りばめられている氏のリーフ画像を見ると、決して流行に左右されずに自分で考えて遊び場を作っていく氏の姿勢が見て取れると思います。
こうした、収集上重要な姿勢も本書は教えてくれます。

本書は、今年一番の楽しい本でした。
定価2000円+消費税。
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『郵趣仙台』第219号 [文献]

先週、ご恵贈いただいた『郵趣仙台』219号。

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いつもの「和文ローラー印」は21回目。
昭和19・20年で、僕が最も興味を持っている時期の紹介です。
ローラー印と言えばゴムですが、ゴムは軍事上で最も重要な資源の1つですから、郵便ではどうなっているのでしょうか?
記事を読むと、どの局も旧印を改造したりして、いろいろと工夫しているのがわかります。
この時期のローラー印を、これだけまとめた報告っていままであったでしょうか?
なかなか貴重な報告で重要な一文。

サミットの小型シート。
窓口販売は、山形局では2枚で、仙台局では3枚だそうな。
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菊改正切手付封筒 [日本ステーショナリー]

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これはいいでしょ!!
下端の虫喰いが、たまらなく残念ですが・・・。

菊切手付封筒の2次発行です。
この使用例は、探すとなるとちょっと難しくて、切手付封筒の関門の1つではないでしょうか。
『名鑑』には書留便が採録されていますが、本例は内容証明の書留便です。

加貼切手17銭(8銭2枚+1銭1枚)の内訳は、書留料金7銭+内容証明10銭。
データは、福井・武生 大正2年2月29日 后3-5時発、福井・鯖波 同日 后8-10時着です。


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昨日は長野へ [雑記]

昨日は、日帰りで長野へ行ってきました。
長野といえば、信州人さんの地元。
ということで、信州人さんのお手を煩わして、切手とは全く関係のない所期の目的を達成できました。

あとは、観光と飲み食いをしながらの郵趣談義で気楽なもの。
夜は美味しいお酒です。

それにしても21時近くまで長野で飲んでいても、その日に家に着くのですから、北陸新幹線のおかげで近くなったものです。
以前だと所要時間4時間半だったのですが、それが今では最速2時間!!

下の画像は、今回とは全く関係ないのですが、メルパルク長野局の風景印。

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描かれているのは、長野新幹線の車両とメルパルク長野ですが、形は単純なのですが変形印の中でも変わった形をしています。
描かれている車両は、北陸新幹線とは違う旧世代の長野新幹線の車両です。


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スウェーデン・鉄道150年 [外国切手]

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画像は、スウェーデンが2006年に発行した「鉄道150年記念」切手からコイル切手です。
この他に5種連刷の切手帳もあります。

スウェーデンと言えば、凹版切手。
そう思う人が多いと思いますが、画像の切手は4色のオフセット印刷なのです。
さすがスウェーデンだけあって、オフセットでも素晴らしい切手を作ってくれますね。
もう、こうなると作る側のセンスの問題でしょう。
素晴らしいの一言です。

題材は、鉄橋(どこでしょう?)を渡るスウェーデン国鉄のX40形という電車らしいです。

聞くところによると、スウェーデンの鉄道開通は早かったものの、地形的な制約から鉄道網の発達は急速には進まなかったそうです。


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20円松ミニパックの使用例 [日本切手]

ミニパックの使用済というと、別納で使われたローラー印の使用済を見ることがありますから、完全ペーンの使用済を見ると別納使用かな?なんて思ってしまいます。

下の画像は、入手した時には既にカットされた状態だったのですが「小包」印が押されているので、どのような使われ方をしたのかが特定できる好ましい状態です。

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よくぞ使ってくれたと思いますが、ミニパックの10枚ブロックで完貼り。
消印は、名古屋高針局で昭和49年2月27日。
料金は250円なのですが、名古屋発福井宛なので第一地帯ですから1kg以上2kgまでのものと特定できます。

ミニパックの完貼り使用例。
探しても、どこにでもあるものではありません。
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もったいない話 [雑記]

先日、ある収集家の遺族の方のお宅に呼ばれました

そのお宅にあるエアコン設備は応接間だけ。
あとの部屋には空調設備は一切ありません。

通された応接間で待つことしばし。
やや間があって、えっちらこっちら運ばれて来たアルバムを開いたらプーンと匂ってきたのが湿気のにおい。
やな予感が・・・。
ページを開いて、やっぱりね。
切手やカバーどころか、リーフまでもが茶色いシミのオンパレード。
なにしろ、リーフそのものが湿気でシットリとしています。
湿気を吸って、ここまでしな〜っとしたリーフは見たことがありません。
手彫りから日本の自然シリーズまで、全てがこんな調子です。
日本の自然シリーズなんて最近の切手でさえ、茶色く変色ですからねぇ。
あまりにひどい。

書斎を見せてもらうと、すごい状態に驚くばかり。
入った瞬間に不快な湿気が。それも尋常ではない湿度と熱気でカビ臭ぇ〜。
聞くところによれば、部屋に唯一ある窓も10年以上は開けたことがないと。
というか、窓の前にもすごい量の書類やら本やらで、窓を開けようにも窓に手が届きません。

床は重みでしずんでボコボコだし、驚いたことに絨毯には白いカビまで生えています。
絨毯の湿気も当然すごくて、ジメジメと足の裏が気持ち悪い。

そんな床の上に、郵趣サービス社の自動頒布品が送られてきたまま積み上げられています。
幾つか取り上げ、中身を見るとビニール自体が湿気で劣化しています。
オマケに触ると手がベタベタ。
そんな所にあったのですから、中身がどうであったかは、お察しください!!

シートファイルには、東京五輪からのシートがごっそりとあるにはあるのですが・・・。
各切手が数シートはありますから大変な量なんだけど、もちろんシミだらけ。
はがきの官封も棚一杯あるのですが、もう面倒なので見ませんでした。

切手については、全くの素人である奥様は「孫でも引き継いでくれればいいのだけど、興味を示さなくて」なんて言ってました。
これでは、引き継ぎようがないですよねぇ。
ハッキリ言って「ゴミ」です。

仕方がないので奥様には、状態が悪すぎて収集品としての価値が全く無いこと、この状態では切手商も引き取ってはくれないであろうことを、収集界の現状を交えて説明して帰ってきました。

あの収取品が、それなりの環境の中できちんと保管されていたならば良かったのですがね。
保管状態にあまりに無頓着しすぎた結果、ゴミの山と化してしまいました。

今年一番のもったいない話です。
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『日本切手名鑑』小判評価表 [文献]

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どうして、こんな本を作ったのか?
よくわからない本の筆頭がこれ。
もちろん『日本切手名鑑』小判の発刊を受けてのものなのですが、ここまでする必要があるのかどうか。
そんな本書も、今となっては酒の肴にけっこう楽しめます。

内容はいたって簡単で、『名鑑』小判切手の図版を白黒で縮刷し、それに評価を付けたもの。
評価の基本はA(100万円以上)〜P(500〜1000円)で、あとはカタログ値、1点のみ存在、評価不能が若干併用されています。

僕が注目したいのは、元フレッチャーコレクションにあった小判切手のエッセイが評価Dであること。
評価Dというのは、旧小判6銭中期白紙の目打10の田型で、二重丸印が押されたものと同じです。
うーん。
そうなんですか?何も6銭の田型が悪いわけではないのですが・・・。
6銭田型が評価Dなら、僕だったらエッセイを評価不能か評価Aにするんですがね。
なんてたって歴史的に貴重なもの。
日本のクラシック切手で、こうしたものが残されていたこと自体が奇跡。

ついでにエッセイより同程度〜高評価なものを幾つか紹介すると、下記のようになります。
A:2銭オリーブとセレスを貼った東京発フランス宛の1876年のカバー。
B:旧小判15銭エスパルと紙の目打10と5銭を貼付した、1880年の横浜からパリ宛のカバー。
C:旧小判20銭中期白紙の目打11Lの6枚ブロック。
D:旧小判10銭薄紙、目打12.5の白抜十字消単片。

『名鑑』本体はもちろんのこと、『感謝録』も売り物としてよく見ますが、本書は意外と目にすることが少ないですね。
単純な内容なのですが、自分ならではの評価と比べると眺めて楽しいものです。
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越前谷口局のKG型印 [日本郵便史]

下の画像の越前国今立郡谷口局の二重丸形印は、確認数が少ない印として知られています。
谷口局の開局は明治19年6月1日(地元の資料では、明治18年開局とするものも有り)なので、KG型印使用局の中でも開局が遅いグループに入ります。

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谷口局への郵便線路は下の画像でもわかるとおり、同じ今立郡である粟田部局から伸びています。
この郵便線路は、武生や鯖江といった北陸道の都市から伸びるもので、谷口局はその終端に位置しています。

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谷口局は、現在の池田町に位置しており、手前の粟田部局からだと急峻な峠を隔てた山間の局なので、降雪期の逓送にはかなりの困難があったのではないでしょうか。

周辺部を含めた人口は、文政5年に5816人、大正9年の第1回国勢調査では7116人となっていますから、明治中期では6000人台半ば程度だったのではと思われます。
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『祖父江義信コレクション 手彫切手』 [文献]

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本書は、既に多くの方がご覧になったのではないでしょうか。
手彫切手のコレクション本は、これまでにも数多く出版されていますが、その多くが僕のような一般的収集家にとっては夢のまた夢の内容で、正直なところ記録としては有難いのですが、あまり参考にはなりません。
それとは一線を画したコレクション本が、本書だと思います。

祖父江氏の手彫切手は著名ですが、長い年月をかけて少しずつ成長したものであることは、僕と同世代の方ならば、リアルタイムで見られていると思います。
ですから、氏のコレクションは身近に感じられるのです。
もちろん、僕などが一生掛けても入手できないマテリアルがズラズラと入っていますが、地道な収集を続ければ「ここまでは出来る」みたいな感じを読者として受け取れます。

表紙は、改色カナ入り30銭。
普通だったら、絶対に表紙には使わない切手だと思います。
ところが、本コレクションのオリジナルスタディがこの切手であり、本書では象徴的な切手になっています。
正直なところ、僕も今まではこの切手に対して良い印象は持っていませんでした。
「高額面なくせにチンケな切手で、色も悪い」
「つまらない切手」
といった感じです。
ところが、本書に収録された「改色桜紫30銭の版別」を読んで、気持ちが新たになったのが事実。
手元に「つまらない切手」として仮貼されていた本切手を、見直そうかという気にさせてくれました。

少しでも手彫切手に興味を持っている方は、一度ご覧になると良いと思います。
定価7407円+消費税です。
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若狭国安賀里局のKB2型印 [日本郵便史]

現在の福井県は、越前と若狭の2国から作られています。
今まで、越前の消印については若干お目にかけてきたと思いますが、若狭についてはほとんど触れてこなかったように思います。
ということで、今日は若狭国遠敷郡安賀里局のKB2型印。

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文面を見ても年号が書かれていないので不明なのですが、小判はがき「紙幣寮」銘版なので、明治21年頃までの使用例と思われます。

安賀里局は下の郵便線路図(明治19年)を見ても解るとおり、若狭の中心である小浜から敦賀へ向かう途中にある局で、画像では赤枠で囲ってあります。

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開局は古く明治5年7月なのですが、小局なので使用例は少なく、経験的に言ってKB2型印でも見つけるのが難しい局の一つと言えます。

僕は、金は惜しんでも(オークションでは買わない)、手間暇を惜しまない(地道に厖大な数を見る)ので、なんとか1リーフ分(2通)を揃えることができました。
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琉球・米貨単位暫定1ドル [日本切手]

昨日のヤフオク、米貨単位暫定1ドルのシートが出品されていました。
スタート値が1円で、落札値は162000円。課税業者なので支払額は174960円です。

注目していたので「どうなるかな〜」とニヤニヤしながら見ていたのですが、63000円を最後にあとは2人の争いで、こんな値段に。
7万円程度までは「ふむふむ、まぁこんな値段かな」と思って見ていたのですが、世の中そんなに甘くはなく、あとは2人でボコボコの叩き合い。
落札者さんは、もしかしたら今頃は呆然としているかも。
ばあいによっては、2シート買えちゃいます。

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1ドル切手の版数は、1枚しかありません。
伊藤由巳さんが配布したシート写真の入手が不可能ではありませんし、プレーティング図も公開されています。
上の切手をプレーティングすると、ポジション13・14・15であることがわかります。
ポジション14には特徴的な大きな変種(「琉」字の下に版面の引っかき傷)があり、その拡大画像が下です。

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ポジション13にも固有の変種があり、こちらも単片でも位置の特定が可能です。


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『関東大震災と郵便』 [文献]

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本書は、先日、著者の岡藤氏よりご恵贈いただきました。
ありがとうございました。

『タンブルポスト』誌に長期連載(103回)されたものを一書にまとめたものなのですが、目次を見るとなんと話題の豊富なこと!

本書は、震災切手の集め方を記したハウ・ツー本ではなく、マテリアルに話題を語らせる切り口で執筆されています。
こうした著述は澤護氏が得意としていましたが、広範な知識が必要とされるので、誰もが書けるものではありません。
今、改めて読み直しているところなのですが、ハウ・ツー本では味わえない厚みのある内容に著者の年季を感じます。

この内容で、税込2000円は極めて良心的。
ぜひ一読をお勧めいたします。
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越前・今庄のKB2型 [日本郵便史]

自分が生まれ育った地の消印は、それなりに愛着があるものですね。
僕だったら相模国とか鎌倉や三浦半島、湘南の消印たち。

残念ながら、飯を食うために住んでいる今の場所には全く愛着はありません。
それは、生きるための手段として住んでいるからだと思います。
まぁ、あと8年ガマンすれば「サヨウナラ〜」ですし・・・。

そんな感じでも、収集家ですから目に止まれば入手してしまうのが、悲しいところ。
もちろん、お値段しだいですが。
基準としては、普通の値段であること。
それ以上だったら、買いません。

下の画像は、そんな感じで入手したもの。

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今庄局のKB2型。
これだけでは使用年が特定できないのは言うまでもありませんが、裏面の書き込みにより明治19年と特定できます。
もちろん、今庄局もKG型からKB2型へと移行していくのですが、そうした意味では、まぁまぁいい使用年月だと思います。
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オリンピック [雑記]

もうすぐ、リオデジャネイロではオリンピックが始まります。
ですが、巷ではオリンピックそのものの話題よりも、リオの治安とかオリンピック施設の不備などのマイナス的な話題が先行して、どうも盛り上がりに欠けていますね。

下の画像は、『切手マンスリー』1972年2月号からの1ページ。
1972年と言えば、札幌オリンピック。
各種郵趣誌には、1970年代まではオリンピックに合わせた記事が、そこそこ出ていたと思います。

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どこかの切手商曰く「切手商は下降線になっても、4年に一度はブームが来るから大丈夫」なんて趣旨のことを言ってました。
つまり、オリンピックになるとオリンピック関連切手が売れるので商売になる。という意味です。

今だったら「アンタ、なに言ってんの?」的なことなのですがね。
たまに切手商の店頭で「○○オリンピックコレクション」なんていう、某切手商が作ったオリンピック配布会コレクションが売られていたりしますが、アルバムごとで数千円だったりします。
たぶん雑多なコレクションの買取で、デッドストックなのでしょう。
まさに投げ売り。
「持ってけ泥棒」って感じです。

オリンピックが間近になると、上記の切手商の言葉を思い出すのが恒例です。
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