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北海道・函館駅前局 [風景印]

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函館駅前局の風景印。
右に描かれている路面電車が気に入っていて、今回も随分とお世話になりました。
上部に描かれている山は函館山で、夜景スポットとして超有名ですね。
そこで撮ってきたのが下の写真です。

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平日にもかかわらず、すごい人。
最も、その大部分は中国人なんですが・・・。
1時間ほど粘って、暗くなるまで時間の経過に合わせて撮ることができました。

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これは、函館駅に設置されたポストでイカのキャラクター。
昔だったら、このポストに入れれば鉄郵印が押されたでしょうに。


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北海道・大沼局 [風景印]

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23日から26日まで、北海道の函館と大沼に行ってきました。
家内との旅行だったので、積極的に風景印押印はせずに、道すがら配備局があれば押印するというスタンス。

画像の風景印は大沼局のもので、大沼湖一周サイクリングの時に立ち寄りました。
昔風のデザインで、なかなか好み。
それもそのはずで、基本デザインは昭和26年の使用開始から同じものを踏襲していて、昭和40年に「渡島」から「北海道」へと変更されたのみです。
数少ない、長命デザインの一つですね。

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上の写真は、サイクリングの途中で撮影した1コマ。
大沼を手前に、奥に駒ヶ岳。
風景印と似たような構図です。
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桜切手和紙カナ無し10銭 [日本切手]

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松田印刷で、ポジションは39。
この切手は版が1面しかないので、ポジショニングは楽ですね。

画像のどこを見て欲しいかというと、それは目打。
さて、おわかりでしょうか?



答えは、横が短器目打で、縦はMLL目打ですね。
特に横目打を見て欲しいのですが、短器目打に特有の角張った(四角っぽい)感じがわかるかと思います。

和紙の10銭。
欲を言えば四周MLL目打が欲しいのですが、資金的に無理なので、この切手でガマンです。
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震災切手2銭のサブタイプ [日本切手]

四半世紀前のリーフです。

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日本切手のカタログコレクション+αを目指していた頃に作った、震災切手2銭タイプ1のリーフ。
田型がちょっと面白い。
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詹天佑生誕100年 [外国切手]

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画像は、中国が1961年6月20日に発行した「詹天佑生誕100年」を記念した2種セットの中からの1枚。

詹天佑(せん てんゆう)というのは、中国人で初めての鉄道技術者と言われている人で、よく「中国鉄道の父」と呼ばれています。

図案は、トンネルから出てきた蒸気機関車を描いていますが、「この場所がどこか」という点で、若干の混乱を招いているようです。
発行当時の資料として『郵趣』1961年8月号を見ると「八達嶺トンネルを出る列車」としており、JPS発行の『外国切手カタログ 新中国切手』でも「八達嶺トンネル」となっています。
そして、僕が子供の頃に何かで読んで得た知識でも「八達嶺トンネル」でした。

1993年に刊行された、JPS鉄道切手部会の『Railway Stamps』50号に、この切手図案についての解説記事が掲載され、同記事では古い写真資料を元に数々の検討を加え、この切手の題材は「八達嶺トンネル」ではなく、「居庸関トンネル北口」であると結論づけています。
この解説を読む限りでは、古写真の撮影場所に間違えがない限り、穏当な結論に思えます。

だとすると、一番最初に報じた『郵趣』の記事は何だったのでしょうか?
恐らく当時の中国郵政のアナウンスを元に記事にしたと思われるのですが、もしかしたら、発行当時の公式アナウンス自体が間違えていたのでしょうか?

当時の中国の雑誌とかでは、どう書いてあるんですかね?
興味があるところなんですが。
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北朝鮮切手にバロンモンテ [外国切手]

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画像は、北朝鮮が1982年12月10日に発行した「気球200年記念」切手からの1枚。
この小型シートで面白いのは、地に使われているカバーです。
大部分の方は、パッと見ておわかりだと思いますが、使われているのはフランス・クラシック切手であるナポレオン切手を貼付したもの。

気球とナポレオン切手といえば、バロン・モンテのカバー。
カバーをルーペで拡大して見ると、左上にバロン・モンテと記されているのが読めます。

ということは、日付が読めれば気球の名前も特定できるのですが、残念ながら、老眼が進んだ自分には無理でした。
読めれば、面白いのですがねぇ。

ところで、この小型シート。
目打無しと目打入りがあって、画像は目打入りの方です。
目打無しは8, 000枚で、目打入りは17, 000枚の発行だそうです。
本当かどうかは知りませんが、意外と少ないですね。

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『白郵』91号 [文献]

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毎号、ご恵贈いただいている千葉県の白井郵趣会の会報である『白郵』誌。
隔月発行の4ページ建てなのですが、何気にピリっとスパイスが利いた会報なので毎号楽しみにしています。

今日ご紹介する91号には「図入り『日本切手アルバムー増補版!ー』の楽しみ」と題して、原田昌幸氏が書かれています。
原田氏と言えば「図説・戦前記念切手」の著者であったり、各種郵趣雑誌に記事を執筆されるなど、皆さんもよくご存知だと思います。

多くの一般的収集家が実行(私もですが)されているボストーク図入りリーフの穴埋め。
本稿で氏は、それを単に穴埋めに終わらせるのではなく、そこから発展する専門収集をどのように収集・整理していけば良いのかという、一つの方法論を記されています。

ボストーク図入りリーフは、カタログのメインナンバーは揃いますが、様々なバラエティには行き場所がありません。
言うなれば幹はできるが、枝葉が生えずにいつまでたっても裸の大木みたいなものですね。
氏は、本稿で図入りリーフで幹を作りながら、枝葉部分も成長させる手法を公開されています。

近年、妙に偏った間口の狭い収集方法が幅を効かせていますが、ここに示された方法を踏襲することにより、腰の据わった、どのような暴風にでも耐える大木のようなコレクションが、形成されて行くのだと思います。

どんなことでもそうですが、「基本や基礎を大切に」。
それを再確認させてくれる一文です。

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「ヘレン・ケラー没後50周年記念切手展」 [切手展]

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昨日、所用で東京に行ったので、空き時間を利用して目白の切手の博物館へ。
お目当は、旧知の大沢氏の個展「ヘレン・ケラー没後50周年記念切手展」。

大沢氏と言えば、ご存知のとおりテーマチク作品の第一人者として著名な方。
対する僕は、テーマチクとは無縁の世界です。
ですが、面白かった!!
随所に僕の知らないことが散りばめられて、「ほー、なるほど」の連続です。

どれもこれも、ためになる作品なのですが、僕の一押しは「温泉地の風景印」。
2フレームの小作品なのですが、風景印でこういう展開があるとはねぇ・・・。
テーマチク作品の展開とリーフの作り方を踏襲した見せ方で、風景印でこういうやり方があるとは思いませんでした。
自分の、ただ集めているだけの風景印収集とは全く違い、すごい刺激です。

マテリアルの中では、第三次昭和5銭飛燕の一枚貼り点字郵便に目が点。
この切手に興味を持っている身には、しばし釘付けでしたね。
いいなー。あの一枚貼り。

展示は明日までなので、ぜひご参観ください。
よい展示を見させていただきました。
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戦中の郵趣活動 [雑記]

戦前・戦後を通して関西には、「関西親郵会」という全国的に著名な郵趣会があります。
この会の例会記録を見ると、戦中の状況下でも定期的に例会が開かれていて驚かされます。
戦中といっても、さほど戦況が切迫していなかった昭和17年頃ならわかるのですが、19年、20年となると、「よく、そんなことができたもんだ」と感心です。

例えば、昭和19年だと1月から12月まで毎月欠かさずにしています。
面白いのは6月の例会で、空襲警報下での規定を定めています。
それによると、例会前日までに空襲警報が解除されない時は、翌週に順延とし、開会中に警報発令の時は直ちに散会だそうです。

さすがに、昭和20年は3月と6〜9月が休会となっていますが、終戦後初めての例会を早くも10月に開いています。

例会の中心は交換会のようですから、収集家魂ってすごいですね。
当時の人達には、全く脱帽ですね。
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戦前の小型印 [雑記]

先日、色々とお世話になっている古書店さんから電話あり。
こちらも、聞いてもらいたい話やアドバイスをいただきたい要件があったので、新幹線に乗ってノコノコ出かけて来ました。

到着一番、挨拶もそこそこに
「こんなのいる?」
と見せられたのが、戦前の小型印収納帳が3冊。
昭和9年から11年までが楠公葉書で400枚ほど。
それに告示を切り抜いて貼ったカードも一緒に収納されています。

「いらなければ市にまわすけど、どうする?」
「いります。いります。ところでお代はいかほど?」
タダ同然(タダではないですよ)の値段を言われて、そのまま有り難くいただきました。

ゴミとして引き取った中に入っていたもので、買取価格には含んでいないということ。
この店主、僕には正直。
神保町の有名古書店なんですが、数十年のお付き合いでウマが合うのです。

昨年は郵趣本ではありませんが、彼の長い古書店歴の中でも2冊しか扱ったことがないという本を売っていただきました。
その時の言葉は「貴方にしか買って欲しくない本が手に入りました」と。
儲けは、そちらの方面でソロバンを弾いていらっしゃるのです。
高額本でも声を掛けていただいたら、言い値で即決購入。
儲けるところは儲けて、そうじゃないところはサービス。
お互いによくわかっているのです。

下の画像は、告示の切り取り。
こんなのが、全ての小型印とセットになっています。

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上の告示の実物が下の画像です。
告示の印影は大阪ですが、実物では大阪と第一艦隊が揃って収納されていました。

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夕食をご馳走になって、愚痴を聞いてアドバイスをいただき、面白い郵趣品も手に入って気持ちがスッキリとした1日。


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『原色日本切手図鑑』1968年版 [文献]

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この季節になると新版が発売されるのが『さくら』カタログ。
僕らの年代だと、今でも『原色』と言った方が馴染みがある人も多いと思います。
僕も『原色』と言った方がシックリしますね。

『さくら』カタログの前身である『原色』の初版が、画像の1968年版になります。
単片の切手図版は、たぶん現在の倍ほどの大きさはあると思いますが、それでも僅か64ページに収まってしまう量です。
その後には、普通切手の分類解説や用語辞典が15ページあって、総計80ページ。

今では、極めて当たり前のカラーカタログの原点が本書です。
そういう意味で重要な存在ですね。
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久しぶりのリーフ作り [雑記]

最近は、色々とありすぎて全く気力がない不良郵趣家です。
不良郵趣家=リーフを作らない人。
ということ。

これではいけないと奮起して、今日は久しぶりにリーフを作りました。
ネタは先日ご紹介したマテリアルで、出来上がりはこんな感じ。

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郵便史なので、逓送経路を地図で示しました。
でも、もう少し小さい方が良かった気がしますねぇ。
この地図ですが、カラーにするか白黒にするかは悩むところですが、整理用のリーフなのでカラーにしました。
カラーは綺麗でいいのですが、主張が強すぎて邪魔な場合もあります。
切手展に出すときには、白黒の方が大人しくていいでしょう。

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