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戦中の郵趣活動 [雑記]

戦前・戦後を通して関西には、「関西親郵会」という全国的に著名な郵趣会があります。
この会の例会記録を見ると、戦中の状況下でも定期的に例会が開かれていて驚かされます。
戦中といっても、さほど戦況が切迫していなかった昭和17年頃ならわかるのですが、19年、20年となると、「よく、そんなことができたもんだ」と感心です。

例えば、昭和19年だと1月から12月まで毎月欠かさずにしています。
面白いのは6月の例会で、空襲警報下での規定を定めています。
それによると、例会前日までに空襲警報が解除されない時は、翌週に順延とし、開会中に警報発令の時は直ちに散会だそうです。

さすがに、昭和20年は3月と6〜9月が休会となっていますが、終戦後初めての例会を早くも10月に開いています。

例会の中心は交換会のようですから、収集家魂ってすごいですね。
当時の人達には、全く脱帽ですね。
コメント(1) 

コメント 1

echigoya.k

近年でも、大震災の避難所からメール入札されていた方がいらっしゃったと伺います。
by echigoya.k (2018-05-07 08:56) 

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