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ヤフオクの困ったちゃん [雑記]

皆さんも、ヤフオクを利用することがあるかと思います。
僕は時々しか利用しないので、ヘビーユーザーというわけではありません。
どのくらいかと言うと、初期の頃からの利用で約500回弱の取引ですから、平均すると年間二十数回程度でしょうか。
もちろん、この中には郵趣用品以外のものも多く含まれますから、郵趣用品に限定するとその半分以下だと思います。
そんな中で、取引上の困ったちゃんが数人いました。

その1
支払いが異常に遅い。
台湾野戦局の使用例を出品した時なのですが、連絡して来たのは代理人と名乗る日本人。
落札後に「実際の落札者である中国人が、支払いは40日ほど待ってくれと言っている」というメールが。
「それなら代理人である貴方が立替えるべき」というメールを送ると、代理人は「そんな金はない」などという返事。
けっきょく2週間ほどくだらないやり取りをした結果、代理人に立替払いさせました。

その2
これも中国人。
台湾切手なのですが、こちらがオークションページで指定した決済方法、送品方法以外の方法を要求。しかも、送られて来たメールが定型化されたメールなのですが、意味不明、文脈が繋がらない所がいくつも。
こちらから、メールを送っても全く返事がなし。
他の評価者を見ると、どうやら日本語が通じないらしことが判明。
最初に送られて来たメールの最後に「申し訳ございません。急ぐの方は、キャンセルしないでください。」
わけわからん。

その3
こちらは日本人。
締め切り直前の大バトル。
結果は、常識ではとても考えられないクレイジーなお値段に。
でも、それっきり音沙汰なし。
競争相手を、おとしめる愉快犯ですか??
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「横浜検査済」印の名品 [日本郵便史]

画像は、1962年に開催されたレヴィ・オークションの第1回目のカタログの表紙を飾った「横浜検査済」印を押した神奈川県租税課が差し出したカバー。

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このカバー、古くから名品として有名で、昭和初期にラムスデンの『古銭古郵券雑誌』に紹介されたものの、その後は長いこと行方不明となっていたものです。
それが、突如レヴィ・オークションで売られたのですが、再び行方不明となり、ドイツの有名な日本切手収集家であるオッペンランダーの所有であることが判明したのは、1971年になってからでした。

豪勢で、かつ素晴らしい貼り方。
その上に希少な「横浜検査済」印。
名品の貫禄。

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「三五六葉書3銭65万円で落札」 [文献]

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画像の記事は、JPSステーショナリー部会の『官葉』19号に掲載の記事。
この中の一節が面白い。

「連合葉書で専門コレクションを試みる場合、三五六葉書では、使用済ではその入手できる全てを揃える必要があるが、その他に何が必要か、考えてみた。未使用、墨点、みほん、贈呈消、それぞれ3種類で、計12枚は取敢えず揃えられる。
あとは使用済。葉書収集中、最大の難関であろう。紅枠の使用済とは比較にならない程少ない。ステーショナリー部会のメンバーの1割の人が、3銭と5銭とを揃えて持てる数が存在するだろうか。」

わかってはいるけど、いやはや大変な世界。
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スウェーデン・紋章シリーズ12オーレ [外国切手]

スウェーデンのクラシック切手と言うと、お高いというイメージですが、どんな国のクラシック切手でも基本的な額面の中には、意外と安価に楽しめるものがあります。

このブログで、たびたび取り上げて来た1858年発行の12オーレ切手もその好例。
いくら安価に楽しめると言っても、捻ったマテリアルや、専門コレクションとして一味上の味付けになるキーマテリアルは、もちろんこの限りではありません。
日本の桜切手の半銭や青一銭がそうであるのと同じように。

僕のスウェーデン収集の中で、この切手の目標は駄物で構成した1フレーム。
ですが、まだその半分程度しかありません。
まぁ、先は長いですが、切手収集ですからそれでよしですよね〜。

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この切手。
安価に楽しむのは色と版欠点がメインで、使用例はごく常識程度のものになります。
画像の切手は、赤丸内にご注目。
丸い形の濃い青色が見えますよね。
これは版欠点ではなくて、実用版を枠に取り付ける際のネジ留めの跡なんです。

ネジ留めパターンは、専門書によると4パターンあるようなのですが、単片ではどのパターンなのかはもちろんわかりません。
単片なら数百円ですが、パターンが特定できる6枚以上のブロックだと数十万円でしょうから、ちょろちょろ遊ぶには「これがネジ留めですよ」と示せるだけで十分。
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新聞の切抜き [雑記]

こんな切抜きが出て来ました。
画像をクリックすると大きくなります。

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メモがないので、どこの新聞かわかりませんね。
「震災60年」って書いてあるから、1983年の記事だとは特定できるのですが。

「切手あれこれ」という連載記事なのですが、なぜこれだけ切り抜いたのでしょうかね?
どこかで、たまたま目にした記事なのかなぁ。

どなたか、掲載誌名を知ってる方はいらっしゃいませんか?
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図入旧中国切手アルバム [雑記]

もう30年くらい前に買った「図入旧中国切手アルバム」。
全く使ってない状態で、アルバム2冊に収まっています。
リーフ数は、さすがに多くて128リーフほど。

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発売された頃に「買っとけば、そのうち役立つこともあるかな」程度の思いで買ったものですが、けっきょく使わずじまいってわけです。
でも、今はこのリーフって売ってないのですね。
ちょっと貴重品かもです。

旧中国は、あの味気ない「スコット・インターナショナル・アルバム」のクラシック版に多少貼られているだけで、とてもコレクションと言える状態ではありません。

この「旧中国切手アルバム」は、わかりやすい配列なので「こっちに貼り替えようかな」なんて思っているのですが、旧中国の穴埋めは大変みたいだしねぇ。
そもそも種類が多すぎです!!
だから、ちょっと集める気が湧かないのですよね〜。
一枚一枚地味に集めるのは良い対象なのかも知れませんが。
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ある収友の死 [雑記]

赤須通範氏が、お亡くなりになりました。
最初は、ただただビックリの一言。
帰宅途中で交通事故に遭われたとのことで、我々もそうしたことと背中合わせで生きていることを、再確認そして痛感したしだいです。

氏の活動は、切手、合唱、自然活動など多彩でした。
薬学大学を出られた後は、薬学関係の仕事を歴任されていましたが、「子供の頃は、植物に関係する仕事に就きたかったんだよ」と、お話を伺ったことがありました。
でも、薬学だって植物と無縁ではないですよね。赤須さん。

氏の収集は外国切手。
競争展には出品しない主義(?)だったので、派手さは無いし、ある意味で知る人ぞ知る存在でしたが、何回もお邪魔したご自宅には、ズラリと外国切手のアルバムが並んでいて、一通り見るだけでも数日は要するであろうと思われるほどの量。
(そう言えば、氏のところで日本切手を見た記憶がありません)

僕が、スロベニアのチェーンブレイカーに興味を持ったのも、氏のところにあったアルバム2冊のコレクションを見てからだし、今でも覚えているのは、ボリビアのコンドル切手。この切手の面白さも色々と教えていただきました。そもそも、日本人でこの切手をコレクションの形で多量に収集されていることが、大きな驚きでした。

切手の知識もものすごく、適当にアルバムを見ていると「この切手はねぇ・・・」と、スラスラとポイントを解説してくれます。

僕がまだ、コールのハンドブックを持っていなかった頃に、氏は既にお持ちでした。
ある日
「これすごいでしょ」
と言って見せられたのが、全巻揃いのハンドブック。
なんと、神田の古書店街にある古書店で入手されたとのこと。
その店は、僕もよく出入りする店なので二重に驚き。
氏も、よく顔を出されていたようで、その日もぷらっと覗いたら、段ボールに入った洋書の郵趣文献がごっそりとあり、その中にあったとのこと。
あまりの安さに、卒倒するような価格だった印象が残っています。

氏は、本当に温厚で、話をよく聞いてくださり、的確なアドバイスをされる方でした。

パソコン通信全盛時代のコレクターズフォーラムにあった「切手会議室」でのハンドルネームは「ばおばぶ」。
もちろん「バオバブの木」からとったものなのですが、「ばおばぶ」を選んだところが、実に赤須さんらしい。

たぶん、氏は僕にとって忘れられない郵趣家の1人になると思います。

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昭和すかしなし小型シート [日本切手]

現行切手に興味を持ったのは、『スタンプクラブ』に現行切手の連載があった頃だと思います。
あのような連載があると、それまで知らなかった世界を見ることになるので、あっというまに子供の間で現行切手が大流行。
JUNEXに参観すると「僕も私も現行切手」という感じで、あそこにも、ここにも似たような作品が並びました。
中には、20円松とか10円鹿のみの専門(?)コレクションもどきも。

僕は子供の頃から、ある部分に特化した収集よりも全体を俯瞰できる収集が好きだったので、現行切手でも可能な限り遡れることを目標にしていました。
そこで、大きな壁だったのが「昭和すかしなし」。
中でも、下の画像の小型シートです。

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子供なので、単片未使用が高い切手は使用済で代用できますが、小型シートはそういう訳にはいきません。
下手をすると、逆に使用済の方が高かったりします。

画像の小型シートのうち姫路城と平等院は、なんやかんやで父親に買ってもらいましたが、大物の弥勒菩薩が難関でした。
弥勒菩薩の画像を見ると、軽い折れ線が入っているのがわかるかと思いますが、そのお陰でなんとかお年玉で買うことができたものなんですね。
その日は、難関の小型シートが未使用で揃ったことがとても嬉しくて、アルバムにそっとしまった自分をよく覚えています。
中学2年生の1月のこと。

その切手が、ご覧のように今でもアルバムに入っています。
軽い折れの、いわゆる2級品ってやつですが、思い出のマテリアルとして取り替えられないものなんです。

皆さんのコレクションにも、思い出の切手が何枚かはあることと思います。
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フランス・種まきの使用例 [外国郵便史]

下の画像は、米国宛てのごく普通の種まきの使用例で、消印の日付は1921年11月21日。

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5サンチーム緑、5サンチーム橙、15サンチーム、25サンチームをそれぞれ1枚づつ貼った合計50サンチームは、外国宛て封書料金に合致します。

ここで注目したいのは、5サンチームに2色の切手が貼られているところ。
5サンチーム橙はタイプ1で1921年7月15日の発行ですから、発行4ヶ月目の使用例になります。
対して緑の方は旧タイプのものなので、新旧の5サンチーム切手が貼られたことになり、過渡期を示す好例となりました。

大昔に購入した、種まき切手の小コレクションに入っていたものです。
こういうカバーって好きですね。


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エジプト・国際開運会議記念 [外国切手]

エジプトは、意外にも戦前から大規模な国際会議を多く開催しています。
その辺が、極東の端っこである日本とはだいぶ違うところですね。
下の画像は、1926年に開催された「国際開運会議記念」切手3種のうちの最高額面です。

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紀元前15世紀のハトシェプスト女王が、プントとの交易に使われたと考えられている船を題材としています。
紀元前15世紀と言えば、日本だったら縄文時代の終わり頃なんですが、そんな時代に甲板が有り、しかも大形の帆を持つ構造船があるのですから驚き。
さすが、エジプトです。
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バーコード切手 [日本切手]

このブログや切手展での作品から、僕の収集の主力が外国切手であることは、皆さんもご存知だと思います。
ですが、意外にもこんなマテリアルも一応は持ってます。

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ひと頃、日本中の収集家を慌てさせたバーコード入り切手。
現れたのが、1996年6月ですから、もう20年も経ちます。
「えっ、もうそんなに!」と思うのですが、早いものですね。
あの騒動から20年です。

もちろん、出現してすぐに「こんなのが出たよー」と情報は入っていたのですが、当時は既に外国切手オンリーの状態だったので「へー、そうなんだ」と思っただけ。
ところが、親切なというか、お節介なというか、何かにつけて気を使ってくれる収友が「これ、あなたの分ね」と用意してくれたのが画像の切手。
つまり「田舎では入手できないでしょ」というわけ。

お陰様で、何の苦労もなく第2コーナーの係数番号入り10枚ブロックをセットで入手。
積極的に日本切手を集めていない身にとっては、今となっては貴重なマテリアルであると同時に、僕が持っているという意外性のある切手でもあります。
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選挙証票 [日本切手]

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切手のような、切手でないような。
産業図案切手2円に「選挙事務」と加刷した、この証票。
最初に覚えたのがいつのことかは覚えていませんが、子供向けに書かれた切手本であることは確かです。

だから、子供心に「特別なもの」という先入観を植え付けられてしまって、今でもその気持ちが抜けません。
しかもカタログには、今でも未使用について「候補者が使わなかった横流れ品」と注が書かれていますから、なおさらですね。

ところが、画像の田型は400円で買えますし、シートだってあります。
だから単純に「候補者が使わなかった横流れ品」だけではなく、他所からの横流れ品だってあるんじゃないの?
なんて、思ってしまいます。
だって、物量的に多すぎる感じが・・・。

未使用をお持ちの方は沢山いらっしゃいますが、その多くが単片のようで、画像のようなブロックでお持ちの方は意外と少ないようです。
切手のようで、切手でないものなので、1枚で十分なのでしょう。
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『菊切手』 [文献]

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既にご覧になった方も多いと思います。
中川幸洋氏の菊切手コレクション本。
中川氏と言えば菊切手だし、菊切手と言えば中川氏ですね。
熱心な日本切手の収集家ならば、氏がどれだけの情熱を持って菊切手を収集されて来たかをよく知っていることでしょう。

菊切手は地味な切手なので、こういう切手はじっくりと見るに限ります。
本書も、ただ漠然と見ていただけでは通り過ぎてしまうような切手が多いのですが、じっくりと腰を落ち着けて1枚1枚のマテリアルを見ていくと、その内容に驚愕すること間違いありません。

焦らず、じっくりと長い時間をかけて作られたコレクション。
今、一部で流行しているチョチョっと集めてサッと切手展に出てくるようなコレクションとは、重みが違うことが本書を見ると容易に理解できます。

贅沢を言わせてもらえれば、中川氏自身による「菊切手収集戦記」みたいな解説が欲しかったなぁ、なんて思ってしまいますね。
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ビミョ〜な変形印 [風景印]

戦前の風景印を見返すと、様々な変形印があって楽しいのですが、それが戦後になると少くなり、たぶん昭和50年代には十数局にまで減少してしまったと思います。

ところが、ここ20年ほどで、とても多くの変形印が見られるようになり、全体的なデザインの出来を別にすれば、なかなか楽しいことになってきました。

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画像の風景印は、兵庫の姫路局。
姫路と言えば、国宝の姫路城と相場が決まっているので、風景印でも中央にドカンと描かれています。
そして、この風景印をじっくりと見ると、ビミョ〜な感じで変形印になっているのがわかります。
その拡大が下。

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なんと、屋根の一部が輪郭から僅かに飛び出ているのがわかるでしょう。
ということで、この風景印は立派な変形印の仲間に入るのです。
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フィンランドと言えば・・・ [外国切手]

フィンランドの切手は、地味ながらも良い切手がたくさんあるので、人によって真っ先に思い浮かべる切手は、サーリネンタイプとかライオンタイプとか様々だと思います。
ですが、フィンランド切手をよく知らない人の間でフィンランド切手と言えば、ノコギリの歯のような下の画像の目打ではないでしょうか。

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このノコギリ目打は、正式には「サーペンタインルーレット」と呼びます。
ご覧のように特殊な形をしているので、欠けやすくて、欠けているのが普通の状態なんですね。
ですから、完全に揃っているのは貴重なんです。

北欧切手のカタログと言えば、日本では "FACIT" カタログが広く使われていますが、"FACIT" では
・目打が完全に揃っているもの
・目打が1〜2個欠けているもの
・目打が3個欠けているもの
に分類して評価されており、完全品は3個欠けているものの10倍以上の評価になっています。
安い "SCOTT" の評価は、1〜2個欠けているものですね。

フィンランドの初期は、目打と色に厳しいのです。
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付属品の供給 [雑記]

ちょっと前から騒がれていましたが、ボストーク系のバインダーの一部が本格的に供給停止状態になっているようです。
品名を見ると売れ筋商品も含まれているので、お困りの方が多くいらっしゃるのではないかと思います。
現在、供給再開に向けて努力はされているようですが、目処は立っていないとのこと。

僕は、20数年前から本格的な整理に使うアルバムはギボンズ社製を使っています。
理由は簡単で、ギボンズなら安定供給が可能と判断したからなんですね。
郵趣サービス社は、今回とは事情が全く異なりますが、売れないと見るやとっとと廃番にしてしまう商品が見られたので、安心して使えないとその時に思ったのです。

重ねて言いますが、今回は製造者の都合なので郵趣サービス社が直接的な原因ではありません。

もちろん、僕にしても全てのアルバムをギボンズにしているわけではなくて、仮貼帳や試作リーフとしてはボストークを多用しています。
なにしろ、ギボンズとは違って安価なので、惜しみなくリーフを使えるのがボストークのメリット。

収集家にとって、アルバムというのは最も大事な郵趣用品の1つです。
コロコロと規格が変わったり廃番になってしまったら、その度に整理方法を変えなければいけないですし、統一が取れません。
ですから、安定供給が必要なんですね。
僕がギボンズにした理由は、ギボンズのアルバム群は多種多様なのですが、中には昔ならともかく、今時売れそうもないような製品がずっと売られているわけです。
そうした動向を見ていると、安定供給という長い目で見た時に「ここなら大丈夫」と思えるのです。
たぶん、老舗としての責任感みたいなものが、そうしたことを可能にしているのでしょう。

郵趣付属品の安定的な供給。
極めて大事なことだと思います。
少しでも早く製作が再開されれば良いのですが。
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これは失敗!! [外国切手]

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画像は、中国が初めて発行した切手帳で、僕が高校生だった1980年に発行されたもの。
この切手は、普通のシート切手の2列分を切り離して、耳紙を表紙に貼り付けて切手帳としています。
つまり、恐ろしく原始的な作り方なわけですね。
そのため、単片に切り離してしまうと窓口シートのものと区別がつかなくなってしまいます。

最初に書いたようにこの切手帳の入手は高校生の時で、さほど深く考えないでペーンを表紙から外してしまいました。
理由は、図入りリーフがそうなっていたからで、画像を見ればわかってもらえると思います。

ペーンの方を見れば、耳紙の裏側に表紙の一部が付着しているので、すぐに切手調のものとはわかるのですが、今から思えば勿体無いことをしてしまいました。
なにしろこの切手帳、今ではどういうわけかカタログ値で11万円もするのです。
発行数は、たったの10万冊。
中国では少な過ぎです。
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『Railway Stamps』193号 [文献]

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鉄道切手研究会の機関誌『Railway Stamps』193号が到着。
今回も多彩な記事で、なかなか楽しい。

記事の中にリニューアルした千葉駅の記事があるのですが、「あの」千葉駅がオシャレに生まれ変わるとは・・・。
僕が小学生の時に、横須賀線と総武快速線が東京駅の地下ホームで繋がり、乗り換えなしで千葉まで行けるようになったのですが、千葉から先は関東では珍しくディーゼルのオンパレードで、鎌倉というオシャレ(?)な街に住んでいた自分としては、なんとも冴えない駅の印象しかありませんでした。
時は過ぎて大学1年の夏から冬にかけて、大学の研究室の調査で千葉駅をよく利用したのですが、その時もやっぱり冴えない駅。
というわけで、僕の中には千葉駅=暗い駅というイメージが染み付いているわけです。
そんな千葉駅がリニューアルして、フレーム切手で登場です。

実は、今、僕の勤務する博物館で「ダイヤグラムと時刻表」と題する企画展を開催中です。
昨年、3000点に及ぶ鉄道関係資料の寄贈を、ある方の遺族から受けたのですが、その中心がダイヤグラムと時刻表だったので、その寄贈資料初公開展を開催中というわけです。
担当は、もちろん僕なのですが、その寄贈資料群の中に『Railway Stamps』の旧号が、かなりありました。
妙なところで本誌と会うものだと感じたしだい。
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韓国・国連軍参戦15年 [外国郵便史]

画像は、裏面に1965年6月25日に発行した「国連軍参戦15年」を貼付した現金書留封筒。

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残念ながら局名は読めないのですが、日付は1965年6月15日と読めるので初日カバーなんですね。
しかも、自然な感じの好ましい例だと思います。

表面には「植物シリーズ」のチョウセンレンギョウと、「食糧増産7ヶ年計画」がベタベタと貼ってあるところが景気がいい感じ。
このような貼り方を気に入らない方が多いですが、僕は好きですね。
例えば、競争、非競争を問わずに切手展でリーフをフレームに入れた状態で見ると、こうした貼り方は迫力が全然違って目立ちます。

僕の超貧しい韓国切手の使用例の中でも、最も気に入っているカバーの1枚です。
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