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所要で京都へ [風景印]

水・木曜日と所要があって、京都の娘の所へ行ってきました。
娘は叡山電車沿いの所に住んでいるので、昼食は一乗寺ラーメン街道へ。

一乗寺ラーメン街道というのは、関西一のラーメン激戦区なんだとか。
この日に行ったのは「びし屋」という、濃厚な豚骨魚介系スープのお店。
なかなか美味かったですよ。
店に行く途中のラーメン店は、どこも開店前から列を作っていて、それが平日でもそうなんですから、やっぱり日本人とラーメンの絆はすごいですねぇ。

で、お腹いっぱいになった後は周辺の郵便局へ風景印を押しに。
1局目は山端局。
図案は修学院離宮の千歳橋。

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そして2局目は、白川通を下って一乗寺局。
図案は、史跡詩仙堂、宮本武蔵と吉岡一門決闘の場一乗寺下り松、宮本武蔵像。
図案の石碑には、ちゃんと「決闘之地」と書かれています。
「下り松」は「くだりまつ」と読むそうで、現在のは4代目だとか。

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今回は、この2局のみで打ち止め。
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福井大野元町局の風景印 [風景印]

下の画像は、福井県大野市の所在する大野元町局の風景印。

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図案は、上に描かれているのが大野城で、下が「名水百選」にも選ばれた御清水という清水。

大野城は大野盆地のほぼ中心にある独立丘陵上に作られた平山城で、近年では「天空の城」として、兵庫の県の竹田城の宣伝文句をすっかりパクって姑息な宣伝を展開中。
個人的見解で言えば、大野市の魅力はパクリ宣伝の城なんかよりも、豊富な地下水だと思います。

風景印に描かれた御清水ですが、「おしょうず」と読みます。
大野市は元々地下水が豊富で、市内のあちこちで湧水が見られましたが、地下水の汲み上げにより枯渇してしまい、昭和の終り頃には水量も撃滅。
水量が減れば水の流れが鈍くなるので、湧水地は荒れていきます。30年ほど前は、そのピークで本当に酷い状態でした。
そんな状態を見た市民の間から、地下水、湧水地の復活を望む運動が出て来て、市民と行政が共に取り組んで復活させたのが、風景印に描かれた御清水です。

よく見ると、御清水の部分に小さく魚が描かれています。
この魚は「イトヨ」と呼ばれる淡水魚で、1976年に発行された自然保護シリーズでも取り上げられた国指定天然記念物。
発行時の初日指定局は、もちろん大野局でした。

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イトヨは、御清水から900メートルほど離れた本願清水で見ることができます。
背中に3本のトゲがあるのが特徴で、トゲウオ科と言うそうです。


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今日も京都です [風景印]

今日は、広隆寺に行って来ました。
切手収集家、特に日本切手収集家ならば、誰でも知っているお寺でしょう。
その逆に観光客は少なくて、他の有名寺院のように人の渦にはなりません。

広隆寺と言えば、50円通常切手として改色を重ねた弥勒菩薩像ですね。
国宝第一号としても有名です。
数ある仏像の中でも、美しく最高の作品。

行ったら拝観料が、いつの間にか100円値上がって800円。
まぁ、それでもあれだけの仏像群が見れるんだから、安いものかな。
一緒に行った娘も、素人なりに仏像について質問してきます。

その帰りに、2局ほど風景印を押しました。

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京都太秦一ノ井局と京都桂ヶ原局。
ご覧のように、両局ともに弥勒菩薩像が図案になっています。

3連休で激混みになる京都を脱出して、明日は自宅に帰ります。
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今日は京都 [風景印]

家内と、京都に住んでいる娘の所に来ています。
午後は、北山にあるマールブランシュというケーキ屋さんに。
平日だけあって、ちょっと待っただけで入れました。
これが、休日だと2時間待ちのこともありますから、平日に来るに限ります。

その帰りに寄ったのが北山局。
もちろん風景印を押してもらって、下がその画像です。
描かれているのは、五山の送り火で「妙」の文字と京都府立植物園観覧温室。

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夜は、貴船へ紅葉を見に。
昼間だったら鞍馬や静市市原局の風景印があるのですが、夜では仕方がありません。
おとなしく紅葉を見て帰ってきました。
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北海道・函館駅前局 [風景印]

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函館駅前局の風景印。
右に描かれている路面電車が気に入っていて、今回も随分とお世話になりました。
上部に描かれている山は函館山で、夜景スポットとして超有名ですね。
そこで撮ってきたのが下の写真です。

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平日にもかかわらず、すごい人。
最も、その大部分は中国人なんですが・・・。
1時間ほど粘って、暗くなるまで時間の経過に合わせて撮ることができました。

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これは、函館駅に設置されたポストでイカのキャラクター。
昔だったら、このポストに入れれば鉄郵印が押されたでしょうに。


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北海道・大沼局 [風景印]

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23日から26日まで、北海道の函館と大沼に行ってきました。
家内との旅行だったので、積極的に風景印押印はせずに、道すがら配備局があれば押印するというスタンス。

画像の風景印は大沼局のもので、大沼湖一周サイクリングの時に立ち寄りました。
昔風のデザインで、なかなか好み。
それもそのはずで、基本デザインは昭和26年の使用開始から同じものを踏襲していて、昭和40年に「渡島」から「北海道」へと変更されたのみです。
数少ない、長命デザインの一つですね。

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上の写真は、サイクリングの途中で撮影した1コマ。
大沼を手前に、奥に駒ヶ岳。
風景印と似たような構図です。
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戦前の風景印・長野武石局 [風景印]

画像は、以前に信州に遊びに行った時に、信州人さんからお土産にいただいたもの。
長野武石局の風景印で、日付の昭和10年9月1日は使用開始初日です。

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図案は、上に日本アルプスの遠望と、下に鬼ツツジを描いています。
このブログでは、たびたび戦前の風景印の優秀さについて触れていますが、この風景印もなかなかのものだと思います。
図案としては左程のものではないのですが、鬼ツツジの彫りが「すごいなー」と感心します。
下が、その鬼ツツジをアップした画像です。

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どうです?
芸が細かいでしょ?
今の風景印に見慣れてしまうと、惚れ惚れとする彫り方ですね。

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埼玉北本局の風景印 [風景印]

風景印には歴史的資料が多く描かれていますが、その中でもかなりマニアックな題材を選んだのが埼玉県に幾つかあります。
下の画像は、その中の一つで北本局のもの。

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僕が注目したのは、局名の下に並んだ石造物。
これを見てすぐにわかる人は、歴史好きでも超マニアックな人ですね。
この石造物は「板碑」という中世に造立されたもので、形を変え、数の多い少ないはありますが全国的に分布しています。
その中でも「板碑」中の「板碑」と言えば、旧武蔵に分布する緑泥片岩を素材としたもの。
用途は主に供養塔なんです。墓石ではありませんよ。
僕も学生時代にたくさん調べました。

どんなものかと実物をお見せすると、こんな感じの石造物なんです。

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まさか、こんなものまでが図案となっているとは、当時は思いませんでした。
風景印って、やっぱり面白いですね。
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信州へ [風景印]

昨日、今日と信州へ行って来ました。
昨日は仕事が終わってからの移動だったのですが、新幹線のお陰で早くも18時半には長野で馬刺しや鴨を肴に、信州の美味しいお酒を冷やで堪能できました。
そして、締めは新そばの大もり!
美味しかったなぁー。

そして、今日のお昼は鰻。
善光寺の裏の方にあるお店なのですが、鰻専門店だけに道路に溢れ出る煙の匂いだけでも、食が進みそうなくらいです。
肝心の鰻も身が厚くて、こんなの食べれて幸せな1日でしたね。

と、言うことで「お前は何しに行ったんだ?」となりそうですが、取り敢えずは今日の午前中にあった長野郵趣会への参加です。
まぁ、長野郵趣会さんにはこれまでも度々お世話にはなっているのですが、実態は毎回信州グルメ紀行とでも言いましょうか。
でもね、美味しいものを食べながら、郵趣談義ができるというのは最高の贅沢ではあります。

肝心の例会の方では、尾道、多度津、高松、根室ボタ印などを回覧しながら、15分ほど話させていただきました。
地方在住で切手展を参観されない方々は、たぶん初めて見るものだったと思います。

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上の画像は、お土産でいただいた戦前の風景印からの1枚です。
アルプス連峰と国宝の松本城、そして登山者を描いた松本局のもの。

今回、戦前の長野県の素晴らしい風景印のコレクションを見せていただいたのですが、改めて戦前の風景印の素晴らしさを再確認したしだいです。
ご当地ものの消印を集めている方は多いですが、風景印まで揃えられている方は少ないのでは?
良いものを見せていただきました。

さて、次はいつ行こうかな?
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京都天王町局 [風景印]

木曜日に、娘のところに行って来ました。
もちろん日中は働いているので、その間に僕はあっちチョロチョロ、こっちウロウロです。

天気も良かったので、散策するにはもってこい。
風景印の押印が目的では無かったので、通りすがりで目についた時に押印したのが半日で5局ほど。
その中の1局が下のものです。

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左京区の京都天王町局。
描かれているのは、国指定重要文化財の南禅寺山門、そして水路閣とモミジの葉。
秋向けの図案ですね。

水路閣というのは、琵琶湖疏水の分線が南禅寺境内を横断するための煉瓦積み水路です。
僕が、この水路閣を初めて見たのが小学生の時だったのですが、それ以来、お気に入りの建造物の1つです。
明治21年に周辺の景観に配慮して、この形になったとか。
南禅寺に行くと境内に忽然と現れるのですが、不思議と周辺にマッチして違和感がありません。
まだ見たことがない方は、ぜひ一度ご覧ください。
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