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消印てんこ盛り [雑記]

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画像は、先日米国から届いたebayの落札品が入っていた封筒。
受け取って、表は「まぁ、普通だな」と思って、裏を見た途端に「なんじゃ、こりゃ!」って感じでした。

消印が1つも押されていないカバーはよく受け取りますが、これはその逆。
封筒の周囲はもちろん、中央にも一列ズラリと。
数えてみたら、裏面だけで36個も押されています。

なんでこんなになるのでしょうかね?
普通は捨ててしまうのですが、これは残しておこうかな。
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JAPEX出品依頼 [雑記]

先日、JPSとJAPEX実行委員会の連名で「JAPEX2016」への出品お願い文が届きました。
過去の出品者に、再度の出品のお願いをするのは定石だと思うので良いのですが、新たな出品者を発掘するのも大切だと思います。

切手展出品の未経験者は、必要以上に切手展出品の敷居が高いものと思われている傾向があります。
確かに上位入賞は、コレクションとしてのまとまりとテクニックを必要としますが、銀賞までなら難しいことは全くありません。

僕が出品未経験者にオススメしているのは、目標が銀銅賞です。
中には「手間暇かけても銀銅賞かい?」なんておっしゃる方がいますが、とりあえず整理の意味も兼ねて出品を勧めています。
それでも渋る方や、「もっと上の賞じゃなければねぇ」なんて方には言っても無駄なので、それ以上はお勧めしません。

JPSのばあいは、ジリ貧状態の会員数でも8000人強は確保されています。
その中で切手展出品者は、多くても5パーセント程度だと思います。
つまり残り95パーセントの会員は、出品者としての活動はしていないわけですね。粗く見積もって7000人を超える人数になると思います。

この7000人の中の5パーセントの人が切手展出品者になるとすると、350人になります。
なにも一度にとは言いません。毎年少しずつでよいのです。
初出品者が増えるような仕掛けを、JPSとJAPEX実行委員会は考えるべきではないでしょうか。
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全日展の入場対応 [切手展]

全日展、今年も楽しめたので主催者の方々にはお礼申し上げます。
ありがとうございました。

ただ一点残念なことがあり、今後のために書かせていただきたいと思います。

日曜日の開場時のことです。
知人と会場に着くとオープンしているように見受けられたので、時計を確認せずに、そのまま係りの女性2人が座る受付にて入場券を見せ会場に入りました。

入場して「ん?なんか変だぞ」と思い時計を見ると、9時59分。
フライングで入ってしまったことに気づき、くるっと向きを変えて出ようとして足を進めた瞬間に背後から
「出てって!」
「出てって!」
と大きな声で二回連呼。
しかも言い方としては、いかにも追い出す感じ。

これは、いかがなものでしょうか。
入場料金を払って入っているので、こちらはお客。
このようなばあいは、近寄ってから
「開場までもう少し時間があるので、外でお待ちいただけますか」
と、対応するのが一般常識だと思います。
この方は、可哀想な事にそうした社会常識を知らなかったのだと思いますが、これは接客のイロハだと思います。

入場料金を取り公開している切手展は、決して仲間内のものではありません。
男・女・子供・老人・壮年・収集家・非収集家などなど、様々な立場のお客様がいらっしゃる場です。
ですから、接客対応は一般社会人としてのマナーの範囲でされるべきだと思います。

2人並んで座っていた受付の女性の方は、何のために配置されているのでしょうか?
入場者チェックのためだと僕は思っていたのですが、違うのでしょうかね。
こちらは、ハッキリと入場券を見せて入っているので、時間前だったら
「すみませんが、開場前なのでもう少しお待ちください」
と入り口で止めるのが仕事なはず。
入場券を見ながらも、それを止めないで開場前に入れてしまうのは???
どういう性格な仕事なのかわかりません。

来場者に対する接し方。
仲間内の集まりではなく、公共性の高い事業なのですから、紳士な運営が前提ではないでしょうか。
来年は改善されることを希望します。

素人がしていることなので完璧にとは言いませんが、一般常識的な対応をお願いしたいと思います。
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ネパール・1890年1anna [外国切手]

下の画像は、全日展のお土産としていただいたもの。
これが、なんとタダですよタダ!
いいのですかねぇ。
こんなのいただいちゃって。

次回、上京の時には何かご馳走しないといけませんね。

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ということで、ネパールのファースト・シリーズから1890年発行の1anna 切手の6枚ストリップ。
消印はカトマンズの南、インド国境に近い SARLAHI 局で1883〜1908年まで使用されたものです。

6 anna 料金というのは書留に対応しているので、たぶん書留郵便物に貼られていたのだと思います。
ただ、1 anna が6枚という使われ方(7枚というのも有るには有る)は珍しいですね。
6 anna 料金自体が非常に少ないのですが、その少ない中でも2anna 切手を3枚というのが普通なのです。

もし、これがカバーだったら・・・。
なんて思いますが、そうだったらもちろん僕の所に転がり込んでくることはありませんでした。

貴重で良いマテリアルをいただきました。
ありがとうございました。
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全日展 [切手展]

今年の全日展は、参観者が少なかったですね。
なぜでしょう?
「今年は、少ないよね」という声を何人もの方から聞きましたから、僕だけの印象ではないでしょう。

1泊だけだったので小さなカバンで出かけたのですが、皆さんからお土産を色々といただいて、帰りははち切れんばかりのパンパンに。
大したこともしないのに、お土産だけいただいてしまい、皆さんありがとうございます。

それにしても、作品のあちこちに「いいなぁ」「ほしいなぁ」と思うマテリアルがあちこちに。
鉄郵の北陸線区間便が押されたカバー。
関東大震災の罹災郵便で、東京中央→福井県今立郡国高村宛のカバー。
どちらも素敵。
特に後者は、手元に福井→日本橋宛の安否確認郵便で、配達不能差戻しカバーを持っているので、これとセットにして貼れたらいいですねー。

今回、改めて感じたのがリーフの大きさ。
今回はダブルリーフや規格外の変則的な大きさのリーフが、とても目立った切手展でしたが、それは脇に置いておいて、通常の大きさ、つまりボーストークサイズであったり、ゴッドンサイズであったり、A4サイズであったりするものです。

どのサイズのリーフを採用するかは各人の好みの問題だと思いますが、結果として、そのサイズを選んだことにより、プレゼンテーションとして合わないと思われるものがありました。
例えば、縦長のA4サイズを選んだことにより上下が空いてしまい、スカスカになってしまったとしましょう。
この場合、A4よりも高さの低いボストークやゴッドンサイズを選ぶことにより、締まったリーフが出来上がります。
また、その逆もあると思います。郵便史で逓送ルートを図示することが多い時には、面積が大きいA4サイズの方が自由度が高く洗練されたリーフになると思いますし、伝統郵趣でもマテリアルの量によっては同じことが言えると思います。

リーフの縦横比とマテリアルの関係、そしてテキストの分量を見極めた上で、どのサイズのリーフが最適なのかを見極め、選択するのがベストではないでしょうか。
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気がつけば今週ですね [雑記]

ようやく今日は休めました。
でも、明日からまた仕事です。
けっきょく休みは1日だけ・・・。
世の中、三連休のところも多いですよねぇ。
三連休なんて、年末年始を除けば年間に1、2回しか取れません。

でも、今週末は土日と連休!!
何ヶ月も前から宣言しています。
「この日は、何が起ころうと絶対に休むからね」と。

いつの間にか全日展が夏の風物詩になっちゃいましたが、やっぱり4月がいいなぁ。
何と言っても、切手趣味週間がありますからね。

今年は、一点だけすごく楽しみにしている作品があります。
未知の作品だけにワクワクってところです。
逆に言うと、会場で見てヒックリこけるかも知れませんが・・・。
でも、まぁそれはないでしょう。出品者名を見ると。

友人との郵趣談義も溜まっています。
仕事のことなんかどうでもいい2日間はもうすぐ。
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『FINDS』第236号 [文献]

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『FINDS』第236号が到着。
発行回数が減ってしまったのが残念なのですが、それは状況的に仕方がないことでしょう。
なんとか存続しただけでも、御の字です。

カラー化されてカラフルになったし、リーフ画像が増えたのが良い感じです。

十数年前の『FINDS』は研究誌的な内容の記事が多かったのですが、そうした記事はたまたま入稿されれた時に掲載すれば良い程度で、あまり意識しなくても良いと思います。
難しい記事ばかりだと読者が余計に気を使ってしまい、かえって投稿が集まらなくなってしまいますからね。

リーフを主題に使った記事は意外と書きやすいものなので、この方向で続いて行けば良いと思います。

僕のリーフ解説も預けてあるのですが、まだ掲載まで時間がありそうなら書き足りないところがあるので、ちょっと書き直そうかしら。
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1972年の国際展参観旅行 [雑記]

下の画像は、1972年にベルギーで開催された BELGICA' 72 への参観募集広告。
小さくて見難いですが、クリックすると拡大します。

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日程は17日間!
切手展参観に17日間なんて「いったい、どこまで行く気や!」みたいな日程ですが、フィリンピアの時にはもっと長いコースがありましたから、これでも当時は常識的な長さだったのでしょう。

でも、17日間のうち切手展参観は1日のみ。翌日のオプショナルツアーに参加しなければ、もう1日ありますが、それでも2日間しかありません。
あとはパリ、ロンドン、ベルリン、モンブラン、ローマの観光です。
言ってみれば、切手展ついでにヨーロッパ駆け足旅行が趣旨なんでしょうね。
70年代初期の国際展見学団体旅行は、どの旅行会社が主催でも似たり寄ったりの内容です。

当時の日本の郵趣状況から考えると、何日も切手展会場に通ってメモを取ったり、参考になりそうなコレクションをじっくりと見るなんてことは無かったのでしょう。
ですから、こんな日程の方が参加しやすかったのだと思いますね。

しかも、いくら自由化されていたとは言え、お気軽に海外旅行というわけでもなかったでしょうから、あれも見て、これも見てというのが一般的な時代。

ところで、お値段の方はというと41万5千円。
大卒の国家公務員給与が4万5千円の時代ですから、今だと165万円程度の感覚になるのでしょうか。
一般的な収集家には、まだまだ海外なんて遠い所だったのでしょうね。
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" Postage Stamps in the Making " [文献]

F. J. Melville の著作 " Postage Stamps in the Making " 。
先週開催された「第一回 製造面勉強会」で、「収集家から見た製造技術」と題してお話しされた魚木氏が紹介した文献の一冊です。

「あの本、どこに片付けたかなぁ・・・」と、昨日から探してやっと見つけました。
家庭内大捜索です。
リビングの段ボール、廊下の段ボール。1階の押入れ、2階の押入れ。
1冊の本を探すにも体力勝負になってきました。
定年後に住む家には、移動書架が欲しいです。

この本ですが、僕は2000年のロンドン展の時に、ストランドにあるギボンズの古書コーナーで見つけて買いました。

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本書は、製造面の解説書として初めてまとめられたもので、100年前の1916年にギボンズから刊行されたものです。
改めて見直すと、確かに素晴らしい内容です。
例えば、用紙の部分の解説は様々なハンドブックに必要に応じて触れられていますが、本書の方が断然詳しく書かれています。

様々な著作から Melville 偉大さには常に感心していますが、こうして見直すとそれを再認識させられます。
セミクラッシクの時代までを収集されている方には、一読をお勧めいたします。
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『大日本郵書解題』 [文献]

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ある事柄を調べるのに、文献解題とか文献目録は必須です。
海外には有名な郵趣文献目録が何種類もあります。
ですが、日本には幾つかの文献目録はあるものの、どれも中途半端で「これは!」というものがありません。

本書は、日本で最初に出版された文献解題です。
第一章 郵便に関する文献
第二章 日本郵便切手に関する文献
の二章に分かれており、一章では万延元年に出された『江戸六組飛脚屋名鑑』を始めとする飛脚関係文書に始まり、各年度の郵便規則などの法令集、『逓信統計要覧』などの、飛脚や郵便システムに関わる書が紹介されています。
二章では、上方屋が明治28年に発行した『日本郵便切手目録』など、各社が発行した今で言うところのカタログ類。ウッドワード『日本手彫切手シート写真帳』を始めとする切手解説書や、消印解説書などが収録されています。

本書は解題であることから、それぞれの内容にまで踏み込んで紹介されているところが強みと言えます。
昭和14年の刊行ですが新刊では類書がないため、今でも貴重な一書と言えます。
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ロイヤルメール500年大形切手帳 [外国切手]

画像は、イギリスが今年の2月に発行した「ロイヤルメール500年」の大形切手帳。

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上の表紙がいい感じですね。
ペニーレッドを貼った、クラシックカバーに似せて表紙を作っています。

ロイヤルメールの歴史は、1516年にヘンリー8世が郵便長官役を創設したことに始まるため、それから500年ということになります。
その歴史を、切手帳内に収められた解説でたどるわけですが、その中に合計4ペーンの切手も収められています。
その内の1ペーンが下の画像。

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折り目が付いてしまうからあまり広げられないので、画像ではペーンの右半分を載せています。
実は、この左辺の部分が切り取り線になっていて、綺麗にペーンから切り取れるようになっているのです。
さすが、ロイヤルメールは芸が細かい。

ロイヤルメールは、郵趣家向けに郵趣品を色々と作っていて、これまでにも本ブログでその一端を紹介しています。
早い話がロイヤルメールは、郵趣家から金を巻き上げるのが上手いのですが、それだけ仕掛けが見事ですね。
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『和文ローラー印』明治43年〜昭和24年 [文献]

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先週、盛岡に出かけている最中に斎亨氏から画像の資料が届いていました。
盛岡で開催されたJPS全国郵趣大会で、斎氏が行った講演会資料です。
拝聴したかったのですが参加できなかったので、資料がいただけるとは嬉しいですね。
斎さん、ありがとうございました。

表紙をめくると、いきなり「切手と女房」という項目が目に入ります。
要は「切手収集に奥さんを味方につけなさいよ」ということで全くその通り。
我が家も学生時代に家内(まだ家内ではありませんが)を、タカハシやサンフェラのオークションに連れまわしていたので、結婚以来30年間、切手のことで文句を言われたことがありません。

3ページ目から、お題のローラー印の解説とリーフが展開します。
本来は80リーフのものを、大会用に46リーフにまとめたものだそうですが、ローラー印だけで80リーフとは驚くべき物量!!
それにしても、やっぱりリーフの状態で見れるのはいいもので、『郵趣仙台』の連載記事を読むのとは、一味、二味も違います。

良いものをいただきました。
いつも、ありがとうございます。
欲を言わせてもらえれば、ぜひ一書にまとめて出版していただけないでしょうか。
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盛岡上田局 [風景印]

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先日、所用があって盛岡へ行ってきました。
途中、岩手大学の正門前で車で拾ってもらう約束だったのですが、その時間まで30分ほど余裕で到着。
でも、炎天下に立って時間が来るのを待つのもかなわないので、バスから見えた郵便局をスマホで調べると、どうやら風景印があるらしい。

6〜7分歩いて郵便局に到着。
エアコンの設定温度高めで、局内もそんなに涼しくない。
歩いていたので止まった瞬間、汗がドバっと。
木陰で立っていた方が、まだ涼しかったかも・・・。

そんなことで押してきたのが上の風景印。
図案は、国指定重要文化財に指定されてる旧盛岡高等農林学校本館と岩手のシンボル岩手山。
中々まとまりのある良い風景印だと思います。
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