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マーチン50年 [外国切手]

昨日はワイルディングでしたが、よく考えたら今年はマーチン50年ですね。
下の画像は、40年くらい前に作った仮貼リーフからの1枚です。

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マーチンも主に大沢スタンプから紙付きを買って、せっせと水剥がしです。
何しろ子供なのでお金はないけど、時間だけはいっぱい有りましたからね。

今探すとプレ・デシマルの仮貼リーフが少ないのですが、あの頃からプレ・デシマルの紙付きは高かったのかなぁ??なんて思っています。
どうだったかな・・・。

マーチンも超ロングシリーズで、その集め方も日本の現行切手ほどではないですが、マニアックになりつつあります。
そこで思ったのですが、細部にこだわらないオーソドックスで、誰にでもわかるような作品を作ってみたいなと。
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昔のリーフ [外国切手]

40年弱前に作ったリーフ。
ワイルディングの9d切手ですが、全て使用済ですね。
中学の終わりか高校に入った頃のものなので、「外国切手は使用済に限る」と、せっせと水剥がししたり、貼込帳を漁ったりしながら作ったものです。

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下段の8枚ブロックは、大沢スタンプの紙付きに入っていたもの。
今より豊富に紙付きが入手できた当時でも、こうした大きなブロックはなかなか入っていなかったですね。
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いろいろとビックリ [雑記]

木曜日から、所用で東京に行っていました。
金曜の夜は、2人の収集家仲間と飲み食いをしながらの郵趣談義。
ホテル内の和食レストランで18時スタート。
そして21時過ぎには、同じホテル内の「あさま」というバーに移動して、けっきょく終電近くまで郵趣ネタが尽きません。

郵趣を通した友人はたくさんいますが、
1、お酒のスピード
2、話のスピード
3、気心
この3点セットが一致する人、つまり疲れない人は意外と少ないですね。

話題の中心は手彫切手。
今まで実物を見たことがなかったアレン大佐の青一のリーフを、まとめて見せていただきました。
まだ、当時のリーフのままこんなに残っていたのですね。
まぁ、とにかくビックリ。
良いものを見せていただきました。

切手とは関係ないですが、東京の暖かさにホテルの日本庭園ではもう桜が咲いていました。
こっちの方もビックリです。

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これでは、わからないですかね?
一部分を拡大するとこうなります。

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1月下旬で桜の開花です。

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原稿いろいろ [雑記]

延ばし延ばしになっていた、北欧切手部会の会報『FINDS』の原稿をやっと送りました。
取り敢えず1回分だけで、これは来月発行分ですね。
2回目も、近いうちに仕上げないといけません。
お題は簡単で、ミニペックスの出品作品の解説なのですが、約束した締め切りまで余裕があると、ついつい「まだ大丈夫」ってなって、けっきょく締め切りギリギリというのが、いつものパターン。

『FINDS』が終わったら、ここのところ不義理をしている某郵趣会向けに、なにか日本関連で書かないと。
こちらも、再三「なにか書いて」のお手紙を受け取っているので、そろそろ何とかしないといけません。

あっ、それと某部会にも何か・・・。

そう言えば本業関係の原稿も、まだ未完成のがあります。
でも、こちらは督促がまだありませんから、もうちょっと余裕かなぁ・・・。
たしか、公式な締め切りは1月4日だったかな。
督促がないのも、ちょっと不気味。
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明治時代の新聞から [日本郵便史]

昨日は、講演会があって日本の初期鉄道史について、1時間半ほど話してきました。
その話ネタを調べの中で、地元の郵便史に関する面白いものを見つけました。

記事は、『福井日報』に掲載されたものなのですが、長いこと敦賀で止まっていた鉄道が、明治29年に福井まで伸びたことによって、郵便物の逓送を鉄道に切り替えることが載っています。
それによると、早朝、昼、夜の3本の列車で逓送していたことがわかります。

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それと、もう1つ。
こっちは福井局のの配達時刻ですね。
イ〜ホ便の5便で、取集めにはイ便の午前1時なんてのもあります。
配達のイ便が午前8時半というのは、思っていたよりもゆっくり目ですが、ホ便の午後8時半というのは遅いですね。都市部ならわかりますが、福井みたいな田舎でこの時間に配達量はどうだったのでしょうか?
実際の使用例で、統計を取るのも面白いかも。手間暇がかかりますが・・・。

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皆さんも、ぜひ地元の新聞を調べられてはいかがでしょうか。
面白い発見がきっとあると思いますよ。
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大阪の小型ボタ印 [日本郵便史]

大阪の小型ボタ印。
大型ボタ印ほどではないですが、やっぱり味わいが無いですね。

画像の消印は、明治14年5月25日の使用例ですから、使用開始の翌月のもの。
そう言えば、大阪の小型ボタ印の最初期使用例っていつなんでしょう?
何かで、読んだ気がするのですが・・・。何だったけな?

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画像の使用例で僕が気に入っているのは、ボタ印の方ではなくて、N3B2型印の方なんです。
彫りが細くて、なかなか美しいと思いませんか?
手元には、こんな感じの美しい書体の二重丸形印が無いので、駄物の大阪でも気に入っているんです。
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『サ・ラ・イ』2月号 [文献]

昨日、友人から「こんなの出てるよー」と教えてもらったのが『サ・ラ・イ』2月号。
書店どころか、コンビニ、売店などでも売っている、大人向けのポピュラーな雑誌です。
早速、アマゾンでポチッとして今日配達。

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ドカーンと藤沢周平に圧倒されますが、左隅と上部の帯に「特集 切手に再会」です。
この際、小さな扱いはガマンしましょう。
ページをドンドン捲ると、ありました。ありました。
55ページ〜79ページまで。
日本の美術切手をメインに切り込んだところは、読者層などを考えるといいアプローチですね。
これなら、切手に関心が無くても読む気になるかも。

収集家の目線から見ると、76〜79ページの4ページ分が特に好感度アップです。
柳田スタンプさんが登場して、カタログってこんなものの解説から、切手店の紹介。そして「見返り美人」をネタに「シミ」「目打欠け」なども写真で紹介して「こんなもの買ってはダメ」と購入指南。
忘れずに美品の写真も載ってますから、「買うべきもの」と「買ってはいけないもの」の比較が一目でわかります。

最後の見開きでは、切手の博物館の田辺氏が登場(龍切手の手嶋さんも出てきますが・・・)ピンセットの扱いや、なんとヒンジの扱い方というマニアックなことまで!
そして最後には、田辺氏のオリジナルリーフまで載っています。

こうして見ると、少ないページ割りの中で「切手って綺麗でしょ」で終わることがなく、切手収集について要領よくまとめた好企画だと思います。
きっと、編集者のセンスが良いのでしょうね。
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平和条約に鉄郵印 [日本郵便史]

「平和条約」2円切手。
下辺左がシワシワで、コレクションには入れたく無い切手ですね。
でも、取り敢えずは仕方なくリーフに貼ってあります。
消印に惹かれて。

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消印データは下記のとおり。
「大阪青森間/26. 9. 26/金直下・敦直」
この切手の発行日は、26年9月9日。
だから発行17日目の使用例で、しかも鉄郵印ということで、シワシワのマイナス点は帳消しにして、リーフに貼ってあるわけです。

それともう一つ。
この消印は、昭和26年7月10日からの使用開始なので、割と早い使用例としても良いかな。とね。
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転写ズレ [日本切手]

画像は、第1次昭和切手7銭の使用済だけど、消印は読めないし、左上コーナー部分にはシワがあるので、普通だったらコレクションに入れないものですね。

この切手、実は今を去ること40年ほど前から持っているもの。
さて、なぜでしょう?

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額面部分を拡大したのが下の画像です。
もう、おわかりですね。
額面部分の転写ズレの切手なんです。

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子供の頃に刊行されて、ずっと昭和切手のバイブルとしているのが『昭和切手研究』です。
刊行と同時に入手して初めて知ったことの1つが、こうした転写ズレで、画像のものも紹介されていました。

子供というのは、お金は無いけど、観察眼と忍耐力はありますから、店頭の貼込帳を丹念に見るので、こうしたものが拾えるのですね。
郵趣会館の帰りに、新宿京王に入っていたフクオさんで入手したもの。
たぶん30円とか50円で買ったものだと思います。
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あー、もー面倒くさい [雑記]

eBayの落札品がドイツから到着。
12月12日発送のものが、やっと到着です。
でもって開けて見たら、?????これなーに?って感じです。
そこで、eBayで見直したら僕のところに届いたブツが、まだ売られているではないですか!!

まだ連絡はしてないのですが、完全に送品ミスです。
梱包も大きくなるし、返品の手間暇や送料の立て替え払いだってしなければ・・・。たぶん数千円ですね。
超面倒。

稀にあるのですよね。
こういうの。
昨年はロイヤル・メールでありましたし、他にもチラホラと。
送品には、もっと気を使ってもらいたいですよね。
まったく!!

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THE HENRY " HAP " PATTIZ COLLECTION OF MEPAL [文献]

今日、SPINKから表題のカタログが「さぁ、買え!」とばかりに到着。

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昨年の Corinphila に続き、ネパールものの大きな売り立てが続きますね。
Corinphila は、久しぶりのネパールの大きな売り立てだったのでちょっと高めだったのですが、今回はどうでしょうか。

期待していた大きな版欠点がリストされていないのは、どうしちゃったのかな?
確かにあったのに・・・。
落ちるとは思わないけど、一応は入札するつもりだったのですがねぇ。
カタログを作る前に、プライベートで何処かへ行ってしまったのかなぁ。

しばらくカタログとにらめっこが続きます。

こういう時に限って、春から京都で暮らす娘の自動車学校や引越しの資金が入り用なんですよ。
困った、困った。
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風景切手2銭 [日本切手]

未整理の200枚ほどの風景切手2銭を、消印の年代別に山を作って遊びました。
なぜかというと、前から気になっていた色。
専門カタログには、細かな色調分類が出ていますが、そこまではこだわらないで大雑把に考えると「暗い緑系」と「黄緑系」の2種に分かれます。
その色がどうなるかなと思ったしだいです。

結果は画像のとおり。
画像は、上段が左から昭和6、7、8、9。下段が右から10、11、12、13年となります。

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こうして並べて見ると、昭和9年の使用例から「黄緑色系」の色調が出てくることがわかりました。
もちろん9年以降のものでも「暗い緑系」のものがありますが、色調の流れを単純化すると「こんなかんじかなぁ」と。
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ストックホルム中央郵便局 [外国切手]

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画像は、スウェーデンが1903年に発行したもので、描かれているのはストックホルム中央郵便局です。
この切手、中央局の新築開局記念に発行されたようなものですが、通常切手なのですね。オープン・セレモニーには国王が出席したとか。

僕は、ストックホルムには4回行きましたが、最後に行ってからは20年以上も経ちますが、今ではどうなのでしょうか?
中央郵便局として、今でも現役で使われているのでしょうかね?
普通は郵便局内に郵趣窓口のようなものがあったりするのですが、ストックホルムは違っていて、通りを隔てた別の建物に郵趣窓口(?)がありました。
なんとかって言う名前が付いていましたが、なんだったっけかな?
一見、普通のお店のような感じで、野暮ったくなくてオシャレな感じのお店です。

昔の東京中郵の、あの薄暗いなんともいえない雰囲気とついつい比較してしまい「さすがスウェーデン!」と感心するほど。
スウェーデンは、海外の収集家向けの宣伝広告とか、昔から上手でしたね。
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アイツタキ・1920年 [外国切手]

ちょっと大きくスキャンしました。
気に入っている切手です。
図案と、それを表現した凹版彫刻がなんとも良い具合なのですが、切手が若干小さいので、その良さが実物ではなかなか伝わらないと思います。
というわけで、拡大版なのですが良い切手でしょ?

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アイツタキ島は、南太平洋上のニュー・ジーランド領クック諸島にある島で、約2300人が生活しています。
僕はもちろん行ったことがないのですが、写真を見る限り、とてつもなく海が綺麗な島で、ぜひぜひ行って見たいところ。

クック諸島の切手には、この他にも凹版の素晴らしい風景切手が多くありますが、こうした拡大版で見れるといいですね。
そんな企画があると良いかもです。
こうしたネットならば、お手軽にできちゃいます。
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スウェーデン・ストックホルミア86 [外国切手]

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画像は、スウェーデンで1986年に開催された国際切手展「ストックホルミア」のための、周知用切手シリーズから第4次発行のもの。
こうした図案の切手は、日本では絶対に発行されないと言い切れるものですね。
切手展や郵趣をテーマにした素晴らしい出来栄えです。

1枚1枚をじっくり見ても、凹版技術の素晴らしい切手として鑑賞できますが、各切手のアイデアがまたよいですね。
左の切手を除けば、スウェーデン切手の収集家でなくても、図案の持つ意味がわかると思いますが、左端の切手は、ちょっと難しいかもしれません。

この切手は製版の段階で出来たエラーで、額面20の下に本来は20を示す " TJUGO " と入らなければいけないのに、間違って30である " TRETIO " と入ってしまったもの。
これまでに未使用16枚、使用済12枚、カバーとカットが8枚確認されているもので、スウェーデン切手のエラーとして有名なものです。

もちろん偽物もたくさんあります。
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" The New Philatelic Exhibitors Handbook " [文献]

年末に本の整理 & 移動をしていたら、懐かしい本が出てきました。
それが、下の画像です。

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本書の入手は、1997年のサンフランシスコ国際展の会場。
会場内の、あちこちのブースで平積みになって売られており、米国の知人のお勧め品でもあったので「どんな本だろう?」と思いながらも、取り敢えず1冊だけ購入。
ホテルに持ち帰り、眺めているとなかなか面白いというか、日本では刊行されたことがない内容の本であることがわかりました。

で、翌日に同じブースで6冊のまとめ買い。
それと、当時日本では売られていなかった、ドライングブックもお土産に。
ドライングブックの方は、たしか10冊買ったと思います。

本書には、まだ発展途上であったパソコンによるリーフ作りが詳しく紹介されていて、大いに啓発されました。
また、コレクションの組み立て方に始まり、それをどうリーフに整理するのか、そして出品するにはどうしたら良いのか。などとても興味深い内容でした。

帰国後、当時ニフティのパティオで仲良くしていた収集家仲間に配ったところ、皆さん読んでくれて「日本でもこんな本ができたらなぁ」という話から、具体的な目次と執筆分担が決まり、原稿が半分くらい集まったものの、そこから先に進まずに止まってしまったことが悔やまれます。
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『Railway Stamps』No.189 [文献]

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今年最初の郵趣関係の郵便物は、JPS鉄道切手部会の『Railway Stamps』No.189でした。

最初のページに、部会関係者のJAPEX出品について記されているのですが、それを数えると9名もの人が出品しているとのこと。
これは人数なので、1人で複数の作品を出品している方が何人かいらっしゃるので、作品数にするともっと多くなります。
これは、素晴らしいというか大変なこと!
もちろん、鉄道以外の収集分野での出品も多いのですが、1つの部会からこれだけの数が出品されているとは思いませんでした。

さて、その部会の方ですが、最終ページには最近届いた他の部会と共通の話題が・・・。
それは、JPSにおける部会例会のありかた。
公益財団法人化したことから、金銭面も含めてJPS本部からの縛りが強くなるということ。
他の部会や例会、そして支部にも様々な動きがあるようですが、鉄道切手部会はどのような運営に変わっていくのでしょうか。
支部の中には縛りを嫌い、形態を変えて自主運営をしていく所もあるようです。

なぜ、どのような目的のために部会や例会、支部を設立したのか。
基本理念を今一度よく考え、それを具体化するにはどのような手段が効果的なのか。
そこを冷静に考えて、対処する必要が重要だと考えます。
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