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『カバー研究』10号 [文献]

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伝統的な切手収集を指向する方は、このような雑誌は読むことはないでしょう。
僕は、切手には色々な楽しみ方があると思っているので、この手の雑誌とか本もよく読みます。

この10号は昭和45年6月の発行で、画像の目次を見ればわかるとおり大阪万博の特集号。
これが、当時の記録として読むとなかなか面白いのです。
もう、クレイジーですね。
もの凄いことになっています。万博会場内局の初日押印は。
皆さん、初日印に命賭けているみたいな。

この中で面白いのがハト印の押印で、欧文・和文3本ずつ用意されているのを、なんと各自に押させているのです。
机に6本のハト印を置き、両側で2人の局員が不正な押印をしないか監視し、白紙に押した試し印はその場で破いて破棄していたそうです。
たぶん局員不足への苦肉の策だったのでしょうね。
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