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スイス航空50年 [外国切手]

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スイス切手の図入りアルバムから、「スイス航空50年」。
このスイス航空は、今は存在していません。
出資先だった、サベナ・ベルギー航空破綻の影響を受けて潰れちゃいました。
今、日本に乗入れているスイス・インターナショナルとは違う会社です。

そのスイス航空の50年を記念して1981年に発行された切手で、DC9の後部が図案になっています。

僕が学生だった1980年代前半の頃は、ヨーロッパに行くには日系や欧州系のナショナル・フラッグ・キャリアで、アンカレッジを経由して行く方法。これだと、チケット代が安くても20万円前後。

もう1つは、パキスタン航空とか、タイ国際航空、マレーシア航空などの東南アジア系を使って20数時間かけて行く方法で、これなら10万円弱。

実は、これ以外にスイス航空が南回り欧州線も開設していて、これだと欧州のナショナル・フラッグ・キャリアでありながら、10万円ちょっとで行けました。
成田を夕方発で、香港、カラチを経由してチューリヒに早朝着。所要20時間ちょっとで、同じ南回りでも東南アジア系を使うより早く、機内食なども豪華。あの頃は「スイス航空に乗って、お腹いっぱいになろう」という言葉もあったくらいです。この間に5回の食事が出ます。

いい会社だったのに潰れて残念!今は切手の中だけですね。
懐かしいスイス航空のお話でした。
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