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「和泉祭前夜」とダイエー [文献]

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新聞を賑わせているのが、ダイエーという名前があと数年で無くなるというニュース。
若い人には「別にどうでもいいじゃん」と言われそうですが、40代以上なら寂しく思う人も多いのではないかと思います。
何しろ1970年代、特にその前半は、ダイエーが1つのブランドとしての魅力がありましたからねぇ。

ところで、『PHILATELIC JOURNAL of U.P.L. '78』に「和泉祭前夜」という一文が載っています。
題名を見てもわかるとおり、明治大学切手研究会の一側面が紹介されており、当時(昭和48年)の記録として、なかなか面白い内容です。
この中に、ダイエー戸塚(横浜市)が出て来るのです。
この戸塚店、日本における郊外型大規模店の草分け的存在でした。

本文に登場する戸塚在住の某氏にとって、戸塚にダイエーが出来たというのが自慢のようですが、確かに僕の友人で戸塚在住者も、ダイエーがあるというのがご自慢でした。

今では戸塚も賑やかな街ですが、昭和48年当時は駅前商店街がある程度で、隣の大船と比べると冴えない街でしたね。
何しろ、同じ線路を走っていても、横須賀線は停車しますが、東海道線は通過でした。

本文は、郵趣文献でありながら、切手ではなく昔を思い出させてくれる、僕にとってはある意味貴重な存在。

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