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『竜切手 スペシャライズド・コレクション』 [文献]

新橋のファインスタンプと言えば、外国切手専門店みたいな感じで、学生の頃からよく出入りしていました。今でもここで入手した外国切手がたくさんコレクションに入っています。

でも、意外と言っては失礼かも知れませんが、昔は手彫切手などもけっこう突っ込んで商売をしていたという話しを、古くからの収集家から聞いています。

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上の画像のオークションカタログは、1966年10月9日に開催されたファインスタンプによる龍切手のみのオークションカタログ。
内容は、1966年5月にワシントンで開催された国際展 "SIPEX" 参観時に米国で入手した専門コレクションで、48文の単貼カバーが数通、200文1版銭字点落ち初期印刷貼カバー、小田原・沼津・浜松・岡崎・その他の大形地名入り検査済印カバーなど、素晴らしいマテリアルがズラリと並んでいます。

全62ロットの売上げが600万円強ということですから、今の感覚だと5,000万円程度になりますかねぇ。

この時には、オークションにて売られなかったロットが即売品として、オークション終了後に販売されおり、その即売目録も作成されています。こちらには263点が掲載されているので、かなり大きな龍切手の専門コレクションであったことがわかります。
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