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米国パンアメリカン博2セント逆刷り [外国切手]

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米国が1901年に発行した「パン・アメリカン博覧会」の記念切手には、何種類かの中央逆刷り切手があります。
もちろん画像の2セント切手にもあって、米国切手のちょっとしたオークションにはカラー図版で掲載されることが多いですね。
まぁ、世界的に著名なエラー切手の仲間だと思います。

日本では戦前から外国切手の収集が盛んでしたが、意外と著名なエラー切手は日本に入って来てはいませんでした。
普通に国内に輸入されるようになったのは、戦後の外貨事情が好転してからですね。

タイトルの逆刷り切手が日本人によって初めて買われたのが、1963年2月のロンドンでのハーマー・オークションでした。2月26日付のロンドン・タイムスには、その落札記事が報道されているとのこと。落札価格は1,400ポンド。

日本人による著名エラー切手購入の嚆矢ではないでしょうか。
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