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『切手文化』の復刊 [文献]

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僕の好きな郵趣誌の1つに『切手趣味』がある。戦前から刊行されていた雑誌なのだけど、特に戦後の記事には重要なものが多く、今でもランダムに取り出しては読むことが多い。

戦争を挟んで一時期『切手文化』と改題されて刊行が続けられていたけど、戦争の激化に伴い休刊となってしまいましたが、戦後の昭和22年1月号より『切手文化』の名前で復刊し、『切手趣味』の名前に戻ったのは昭和26年。

画像の復刊号の表紙は、ちょっと郵趣誌らしくないデザインが印象的です。本文16ページで巻頭には木村勝氏「日本郵便切手史論以後」や、山下武夫氏「満州切手想ひ出すまま」など、終戦直後らしい記事が掲載されています。
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