黄色の消印 [外国郵便史]
画像のカバーは、ハンガリーのプレスタンプカバーで、1832年9月17日の使用例。
左上に押されている消印の印色が黄色なので見難いと思いますが、局名は "Okolicsna" で、現在のスロバキアの都市です。
この局の開局は早くて1749年なのですが、消印の使用開始は遅く1818年になってからで、画像の消印が最初の消印タイプです。
ハンガリーでは、消印の使用開始が全国一斉におこなわれたわけではないので、使用開始が早い局もあれば、遅い局もあるのです。
ここの局では、通常は黒の印色を使用しているのですが、稀に黄色が使用されています。ここまでは知っているのですが、どのような時に黄色を使用するのかなどは、わかっていません。
黒の印色は普通品として安価なのですが、黄色はそれなりのお値段になります。
明日は、お酒を飲みに行ってしまうので更新はありません。
2011-12-19 18:54
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