SSブログ

「初期小包郵便と大型小包送票」 [文献]

3日間も更新が止まってしまいました。
別に怠けていたわけではなくて、仕事が超忙しいのと『北陸郵趣』の編集が重なってしまいました。
数千人も居る大組織の中に居ると、そのトップへの説明資料作りにも大変な労力が必要になります。ひどい時には一夜にして状況がひっくり返り、一からやり直しのことも多々あります。

さてさて、本題です。
画像は、『郵便史学』7号(1976年8月)に掲載の近辻氏による「初期小包郵便と大型小包送票」。

13310.jpg

小包送票って、地味な存在です。
使用例と言うと封筒やはがきが幅を利かせて、小包送票はあくまで脇役中の脇役みたいな存在ではないでしょうか。

僕が小包送票に初めて興味を持ったのは、本文発表の前年に出版された『小判切手の集め方』を読んでからですね。
それを読んでから初めて「そんなのがあるのかぁ。」みたいな感じで、それから意識するようになりました。

そして、そんなタイミングで接したのが本文です。
『郵便史学』は、郵趣会館地下の切手センター街で見かけるといつも買っており、本号もそうして入手したもの。
本文には、詳細な料金表があったり、評価表が載っていたのが子供にとって有難かったですね。もっとも子供なので入手出来るのは、安価な使用例に限られていましたが・・・。

記憶にあるのは、当時盛んにあちこちのデパートで開かれていた切手即売会で売れない商品として、丸一形印のカバーなどと一緒にあったこと。
丸一のカバーが500円。大局の大形ボタのカバーが1000円程度の頃ですね。

本文は、ただ漠然と小包送票としか理解していなかった子供に「小包送票とはこんなもの」と教えてくれたものです。
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。