種蒔きの混貼使用例 [外国郵便史]
フランスの種蒔きは、良い切手なので好きなのだけど、使用例となるとなかなかスッキリしません。
その原因は、画像の使用例のように、幾つかの若干デザインが異なる切手が混在することにあります。
もちろん、発行の仕方がこうなのですから、自然な使用例ではあるのですが・・・。
画像の切手は、左3枚の5サンチーム切手はタイプ1で普通の切手ですが、右の線描き15サンチームはタイプ5。つまり切手帳からのものです。
種蒔きの収集家でも、カバーに貼ってある切手のタイプ別を見ている人って意外と少ないようです。目線がどうしても使用データの方ばかりに向いてしまうからでしょうか。
合計30サンチームは、外国宛はがき料金でプラハ宛。1921年5月20日の使用例です。
2013-11-14 18:00
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