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鉄道駅構内の消印 [外国郵便史]

日本では、聞くことが無い「鉄道駅構内印」。
ヨーロッパでは多くて、収集テーマとしてはポピュラーです。
大都市の大きな駅にもありますが、田舎の小さな町や村の駅などを集めると、中々楽しいものだと思います。
そうした所は郵便局すら無くて、駅が郵便局代わりだったりします。

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超久々のハンガリーネタですが、ハンガリーにも鉄道駅構内局がありました。
上の画像の消印には、1867年を現す "67" の数字を挟んで、 "P. U." と入っていますが、これが鉄道駅構内局の略です。
ハンガリー語で "Palya Udvar" 、つまり英語で言うところの "Railway Station" のことです。

日本では、駅構内ポストに投函された郵便物も、鉄道郵便車内で扱った郵便物も鉄郵印が押されますが、ハンガリーとかフランスでは、構内局扱い、鉄道郵便車内扱い、車内で車掌に預けた手紙など、それぞれに異なった消印があります。
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