SSブログ

新小判5銭のこんな使用例 [日本郵便史]

新小判5銭の国内使用例と言うと、ボタ印とか二重丸印が貫禄があって良いのですが、そんなのは夢なので、丸一印の使用例でガマンということで、だいぶ昔に買ったのが画像のもの。

店頭でこのカバーを目にした時には、「こんなのがあるんだぁ」と少々ビックリしたと同時に消印の状態がよくなかったので、「どうしようかな」とも思ったのですが、安価な値付けだったので、取りあえず買ったものです。

13457.jpg

左上の「書留」の朱印はよくわかりますね。
その右にある、一部配達印と重なってしまっている朱印はなんだか読めるでしょうか?
これは「訴訟書類」です。

貼付切手は新小判5銭切手が3枚で15銭料金。
抹消印は、読みづらいのですが「信濃上田/丗三年十二月二十二日ホ便」
到着印は、これまた判読に苦労しますが「信濃磯部/丗三年十二月二十二日ニ便」

料金の内訳は、基本料金3銭+書留料金7銭+訴訟書類5銭で合計15銭。
新小判5銭3枚の使い方としてピッタリ。

見栄えは良くないですが、使用例としては気に入っています。
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。