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玉島の色変り [日本郵便史]

備中玉島局に色変り印があるのを知ったのは、1982年に刊行された蒐郵コレクション1『小判切手』に掲載された、大橋氏による「小判切手収集8年」に紹介されたことによってです。
もっとも、その時に紹介されたのは不統一印の色変り印なので、今日ご紹介する二重丸印とは、ちょっとわけが違います。

画動がよく見えるように、消印部分を大きくスキャンした拡大画像でご覧下さい。
このカバーは、旧小判4銭を2枚貼った8銭料金の書留便で、下の画像がその部分です。
データは「備中・浅口・一二・二三」。
抹消印の印色は黒ですから普通ですね。

13422.jpg

それでもって、下の画像は証示印。

13423.jpg

封筒に茶系の模様が入っているので見難いですが、印色は朱色。
データは、もちろん抹消印と同じです。
書留のばあい、「書留」の表示と「書留番号」を赤で書込みますから、それに合わせて証示印も朱色で使い分けているのでしょうか?
使用期間等のデータ的にどうなっているのか興味深いものです。
コメント(2) 

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