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チェコスロバキア1925年 [外国切手]

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画像の切手は、チェコスロバキアが1925年に発行した通常切手シリーズからの1枚。描かれているのは、マサリク大統領。
日本では、チェコスロバキアと言えプラハ城切手ということで、この切手は地味な存在の日陰者みたいな切手です。
この切手は安価なので、外国切手をゼネラルで集められている方なら大抵は収集に加えられていると思います。中には何枚もお持ちの方がいらっしゃるかも知れませんが、重品とされる前にもう一度、よく観察されることをお勧めします。

まず最初の着眼点は、定番の目打でしょう。13.5の細かい目打と、10の粗い目打があると思います。
そして、印面上部の文字列にも注目して下さい。下の画像のように、上段列の「T」が、下段列の国名の「V」の文字のどこにあるのかが分類の大きなポイントです。
よく下の画像を見て下さいね。最初に見た目打とこの文字列の組合せで、同じように見えた切手でも実は4グループに分類されるのです。

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こういう例を見ていると、重品扱いには最大限の注意が必要なのがわかります。
これと同じ趣旨のことを、三井高陽さんがよくおっしゃっていますね。
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