『逓信事業周知用機械日付印ハンドブック』 [文献]
機械印の調査を進めていらっしゃる林久夫さんから、私家版の『逓信事業周知用機械日付印ハンドブック』をご恵贈いただきました。
こうした機械印があることは単発的には知っていましたが、こうしてまとめてみると沢山あるのがわかります。ただ、この分野は国内でも数人の方がデータを集めているだけではないかと思いますし、機械印の中でもマイナーな分野ですね。
データとしても貴重なものですが、集められた所見なども記録され、単なる資料集で終っていないところが、なかなかの労作です。
僕は、この分野に関してはマテリアルが全く手元に無いのですが、一読したところ、郵趣史の資料としても本書が極めて有効であることがわかりました。これは、副次的かも知れませんが穴場的な使用方法です。
本書に収められている消印は、逓信事業関係の各種展覧会の会場で使われたものが多いので、いつ、どこで、とのような展覧会がおこなわれたのかを知るのに、非常に良くまとまっているのです。
本書の刊行が計画されていることを聞いたのは2年ほど前ですが、このたび刊行になったことを率直に喜びたいと思います。
こうした機械印があることは単発的には知っていましたが、こうしてまとめてみると沢山あるのがわかります。ただ、この分野は国内でも数人の方がデータを集めているだけではないかと思いますし、機械印の中でもマイナーな分野ですね。
データとしても貴重なものですが、集められた所見なども記録され、単なる資料集で終っていないところが、なかなかの労作です。
僕は、この分野に関してはマテリアルが全く手元に無いのですが、一読したところ、郵趣史の資料としても本書が極めて有効であることがわかりました。これは、副次的かも知れませんが穴場的な使用方法です。
本書に収められている消印は、逓信事業関係の各種展覧会の会場で使われたものが多いので、いつ、どこで、とのような展覧会がおこなわれたのかを知るのに、非常に良くまとまっているのです。
本書の刊行が計画されていることを聞いたのは2年ほど前ですが、このたび刊行になったことを率直に喜びたいと思います。
2012-01-10 19:00
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