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セント・ビンセント加刷の加刷 [外国切手]

加刷と言えば、僕が先ず最初に思い浮かべるのはコスタリカ。
このブログでも何回か紹介したことがありますね。
それに次いで思い浮かべるのが、セント・ビンセントです。
ここは、19世紀のクラシック物に加刷が意外と多くて、下の画像はその一枚。

15200.jpg

この切手、元々は1882年発行の1 Penny 切手だったのですが、それを翌1883年に加刷で2 1/2 Penceに、そして1885年に再び加刷をして1 Penny 切手に。
つまり、回り回って元の額面に戻ったわけ。
こんな数奇な運命を辿った切手も珍しいですね。

ところで、画像の切手はオフセンターでよろしくありません。
セント・ビンセントの19世紀物は、他の英領諸国と比べても数段オフセンターが多いのです。
「なぜなんだろう?」といつも思うのですが・・・。
状態の良い出物に当たれば貼り替えて行くのですが、オフセンターばかりでなかなかですね。
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