『日本模造(手彫・小判)切手カタログ』 [文献]
手彫切手の模造品も、オークションなどを見ているとそれなりに売れているみたいですから、この分野に興味を持っている人は、たぶん20年前よりもかなり増えているのではないでしょうか。
僕が、せっせと集めていた頃よりも、今はだいぶ高くなっている気がします。
1982年に日本風景社から出たのが、タイトルのカタログで、奥付には1,000部発行とはなっていますが、巷で見かけることが少ないので、実売はかなり少ないと思います。
デットストックとして、かなり埋もれているのではないでしょうか。
全体の出来としては、切手商のプライスリスト的な仕上がりなので、できたら版を重ねて研究成果を反映できるような仕組みになっていたならば、なかなか面白いアイディアのカタログとして成長できたのではないでしょうか?
その意味で、初版で終ってしまったのがちょっと残念な結果です。
2012-04-29 19:46
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