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ハンガリー公用印 [外国郵便史]

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見た目にも立派なカバーです。
今まで紹介して来たハンガリーのカバーと比べると、宛名なども整然と、しかもドッシリと書かれていますね。
そして右上には、これまた立派な朱色の消印がなんとも言えません。

このカバーは公用の使用例で、消印も公用の専用印なんです。
消印内に4行にわたってテキストが入っていますが、その一番最後に " Raab " と書かれているのが、わかりますでしょうか。これが受け付けた郵便局名です。

このカバーは、文面から1797年7月28日の使用例であることがわかります。
日本で言えば寛政9年、11代将軍家斉の時代です。
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