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国際展で印象に残ったこと [切手展]

今回の国際展で印象に残ったことの一つが、伝統郵趣部門におけるカバーの取扱についてです。
どういうことかと言うと、欧米の作品では、かなり以前から伝統郵趣における使用例のテキストに、郵便史的な要素が入っていたのですが、今回は特にそうした点が目立つ作品が多かったと思います。
例えば、ベルギーの初期切手とかウルグアイの1864年〜1866年の切手を扱った作品などが、これに該当します。特に後者の作品では、テキストの見出しにルート、料金、消印という項目が立てられており、詳細な書込みが記されていました。

「書込みは少なく」というリーフ作りは日本のお家芸ですが、こうしたリーフ作りは1980年代には、既にガラパゴス島のようであったことを再認識するべきでしょう。

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