SSブログ

小判はがきの使用例 [日本ステーショナリー]

11228.jpg

画像は、小判はがきで印刷局銘版のものに、菊切手の五厘を加貼している。
抹消印がちょっとよくて、「台湾新竹/三四年一月一日イ便」。つまり年賀状で、文面も「謹賀新年」から始まっている。

配達印はというと、「越前西田中/三四年一月八日ハ便」だから、台湾から正味8日ということだから、けっこうな速達性だと思う。

明治三四年というと、菊はがきが発行されてからでも2年ちょっと経っているので、小判はがきの使用としては遅い方ではないだろうか。
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。