小判はがきの使用例 [日本ステーショナリー]
画像は、小判はがきで印刷局銘版のものに、菊切手の五厘を加貼している。
抹消印がちょっとよくて、「台湾新竹/三四年一月一日イ便」。つまり年賀状で、文面も「謹賀新年」から始まっている。
配達印はというと、「越前西田中/三四年一月八日ハ便」だから、台湾から正味8日ということだから、けっこうな速達性だと思う。
明治三四年というと、菊はがきが発行されてからでも2年ちょっと経っているので、小判はがきの使用としては遅い方ではないだろうか。
2011-08-24 21:40
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