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ドイツ・ゲルマニア [外国切手]

戦前のドイツ切手と言えば、やっぱりゲルマニアでしょう。
ゲルマニア切手の基本形は、下の3種です。
まず、この3種の分類が、密林のようなこのシリーズの入り口になります。

15710.jpg

1900年に初めて発行されたグループ。
上の画像の国名表記が "REICHSPOST"(帝国郵便) になっていますが、この書き方は最初のグループにしかありません。

15711.jpg

次の1902年発行からは "DEUTSCHES REICH" (ドイツ帝国)に、国名表示が変更されています。

15712.jpg

そして、最後の発行では上の画像のようにゲルマニアのバックにあった細い横線がなくなり、白抜きに。

この他に、透かしの有無も分類対象ですが、最初はこの図案の基本形の分類からになります。

ところで、このゲルマニアは1900〜1923年の長期間にわたって使用されているのですが、この期間はドイツが世界に勢力を伸ばしたことも関係して、多くの加刷切手も作られました。
本国切手と加刷切手。
いったい、どのくらいの種類になるのでしょうかね。
僕は、もちろん数えたこともありませんし、また数え方によって何通りもの答えが出てくると思うので、数えたところで大した意味はないと思いますが、カタログコレクションを目指すメインナンバー程度で、おそらく400種は最低になると思います。

使用済の安価なマテリアルを中心に収集しても、ゲルマニアは大きなコレクションに成長させる遊び場になると思います。
最初から競争展を意識しないで楽しみながら収集し、コレクションとして成長したから、結果として競争展に出品する。
そんなコレクションの1つに、ゲルマニアは向いていると思います。
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