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大学時代の先生 [雑記]

暇に任せて郵趣雑誌を見直していると、それまでは見落としていた記事に気がつくことがよくあります。
先日、JPS中国切手部会報の『中国集郵』を数年ぶりに見返していたら、1976年4月発行の6号に「中国郵便事情の一面」として吉田寅氏が書かれているのが目に止まりました。
下の画像がそれです。

15608.jpg

内容は、中国出張時に垣間見た当時の中国郵趣事情、特に「郵票出口公司」(日本の郵趣窓口に相当)や、日本への郵便送達についての経験を中心にまとめた紀行文です。
内容はともかく、執筆者の吉田寅氏は僕が大学生の時に授業を取った先生なのです。
僕は文学部史学科考古学専攻だったのですが、吉田先生は同じ史学科の東洋史専攻の教員でした。
考古学専攻も、ある程度は他の専攻(日本史、西洋史、東洋史)の授業を取らなければいけなかったので、選んだのが「中国における宣教師活動」をテーマとした先生の講義でした。

大学には、切手収集をされている先生が図書館や文学部地理学科、経済学部におられたので、よく訪ねては郵趣談義をしていたのですが、吉田先生はノーマークというか、まさか郵趣家だったとは・・・。
しかも、最も身近な史学科だったのに・・・。
先生は、確か4年生の時に前任者の急逝に伴う新任として来られた記憶があるので、馴染みが薄かったというのがあったのでしょう。

今回の発見は、残念かつ意外なものでした。
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