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乃木2銭の標語印 [日本郵便史]

紅い切手は、目立っていいですね。
紅い切手だけでアルバムを何ページも埋めていると、迫力があっていいものです。
中でも、新小判2銭と乃木2銭がその双璧。
ついでに、押されている消印も見やすく目立ちます。

15618.jpg

画像の切手は、乃木2銭に「宛所は/詳しく/判りよく」の標語入り機械印。
ごく普通のものですから、珍しくもなんともありません。
ただ、この大きさの標語部だと、うまく押されると画像のように綺麗にスッポリと収まりますから、気持ちがいいもんです。
これで、可能な限り標語印を集めてリーフに整理すると見栄えがしていいと思いますね。

二十数年も前になりますが、1000枚近くの乃木2銭の未整理の束を分類したことがありました。
もちろん、使える消印の大部分が櫛形印であることは当たり前ですが、次いで多いのがこの標語部。ただし、画像のようなフルストライクとなると標語部20枚に1枚程度でしょうか。

それよりも少ないのは日付部!!
感覚的に言うと、今の日付部のカタログ値は安いですね。
櫛形印や標語部の値段があの程度ならば、比較論の中ではもっと高くてもいいと思います。

無理をしないで、気長に集めると標語部は何種類ぐらいまでは入手できるでしょうか?
遊びとしては面白いと思います。
たぶん50種揃えば大威張りできるでしょう。
そのうち、リーフにズラリと並んだところをお見せできるといいですが。
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