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昭和30年代の地方都市 [雑記]

ご当地ものの郵趣マテリアルとして、消印を集めている方は多くいらっしゃいます。
今年のJAPEXの企画の1つも、その流れで郷土の消印です。

ご当地もの=消印
という図式が、郵趣界では単純な図式となっていますが、僕は過去の郵趣活動に興味を持っています。
そんな関係で、下のパンフレットも僕にとっては貴重な郵趣品。

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昭和34年に、福井市に隣接する鯖江市で開催された鯖江郵趣会の切手展リーフレットです。
こうしたものの入手には結構手間取るのですが、紙モノ関係を扱う業者さんや市で入手できることがあります。

こうしたリーフレットには作品関係のデータが掲載されているのはもちろんですが、広告が意外と面白いのです。
例えば、下の広告。

15402.jpg

武生市、今では越前市となっていますが、そこに切手商があったという証拠。
もちろん、今では影も形もありませんが・・・。
今となっては、この店を知っている方がいるかどうか。
住所表記も変わってしまい、今ではこの住所はありませんが、武生駅前の一角だったと思われます。
広告を見ると地方都市としては、それなりの切手商だったようで、内外の切手や初日カバー、付属品類を扱う一般的な切手商のようです。
各郵趣会推薦店というキャッチフレーズが、いかにも昭和30年代的。
今のところの興味は、この店がいつまで存在していたのかという点ですね。

当時の、このようなリーフレットを見ると、福井や武生などに何軒かの切手商が昭和30年代にはあったことがわかります。
切手収集には直接関係ありませんが、こうした資料を集めて調べるのも楽しいものです。
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