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ジャペックスの頂き物(2) [外国郵便史]

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これも頂き物です。
ネパールの初期切手のカバーで、良いものです。
出所がまた素晴らしく、Gupta コレクションからのもの。と言っても、ほとんどの方はわからないと思いますが。
Gupta コレクションは歴代のネパールコレクションの中でも、極めて質の高いものとして有名でしたが、1997年にフェルドマンで売り立てられたものです。
今回の頂き物には、そのGupta コレクションのリーフのカット(当該マテリアルの部分)が付いてきています。
フェルドマンのカタログには、リーフの状態の写真が何枚か掲載されているのですが、消印のトレース図とか、解説文の特徴が一致するので Guputa のリーフに間違いありません。せっかくなので、そのリーフも一緒に整理しておこうかと思います。

ところで肝心のマテリアルですが、初期切手の中から1908年のリカットフレームと呼ばれるシリーズで、Palpa 局からカトマンズに宛てたものです。
抹消印はネパールの不統一印みたいなもので、これにより局名がわかりますし、裏面には日付印が押されています。このタイプの日付印は日付部分は手書のもので、1908年4月8日の日付です。
この切手の初期使用で、とても好ましいカバーですね。

こんなものをタダで頂いてしまい、全く申し訳ありません。
次回は、お昼ご飯でもご馳走しなければ・・・。
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