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「通常切手の新旧交代期間について」 [文献]

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『切手趣味』73巻1号に掲載の三島良績氏による「通常切手の新旧交代期間について」。
なかなかユニークな発想で、さすが三島氏と納得の一文です。

新通常切手が発行されると、どの程度の期間で旧切手と交代するのか。
伝統郵趣で初期使用を考える時に重要な視点です。
それを三島氏は、自分宛の郵便物で統計を取りました。
月刊入手数が最大80通なので、統計としてはいいところだと思います。

データとしては、東郷4銭から基柱4銭へと、上高地5銭から東郷5銭への切替時期です。
どちらの場合も発行から1ヶ月半ほど経った頃に新旧が逆転するようで、東郷4銭は3ヶ月で、上高地5銭は5ヶ月で0近くまで下がっています。
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