『新版・明治郵便局名録』 [文献]
『明治郵便局名緑』の校訂版の計画があることは、かなり以前から聞いており、早く出ないものかと心待ちにしていました。
と言うのは、本書は座右の書という言葉がピッタリするほど使っていましたし、だからこそ使用中に「??」と思う部分もあったからです。
今回はハードカバーでの登場で、酷使に耐えれそうな装丁です。
どの程度の改訂があったのかは知りませんが、旧版の間違いに加えて、旧版出版以後のデータ更新など、かなりの数があるものと思われます。
明治4〜21年までの郵便局の改廃や等級変更、消印の動向などを知るには事実上本書しかないわけで、そうした意味からも手彫や小判切手の収集家は必携の1冊です。
2015-06-26 20:08
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