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櫛形為替印 [日本郵便史]

今まで櫛形印については、さほど興味を持たずにいました。
だから、細かく観察したことがないのです。

櫛形印の中でも為替印と言えば、多くの人が興味を示すものではないでしょう。
そもそも、郵便に使われることがありませんからね。
下の画像はその為替印で、何十年もストックブックの中で冬眠はおろか、仮死状態と言ってもよいくらいに放ったらかしになっていました。

為替印.jpg

この消印。
よく見ると、C欄とE欄が一体構造で、しかも為替記号にあわせて3分割だったのがよくわかります。
E欄の弧状線の矢印部分を見ると線が途切れていますね。つまり、この部分が区切りとなって3分割となっていたわけ。

消印の専門家には「なにを今さら」と言われそうですが、僕は初めて知りました。
なにしろ、為替記号は3文字一体だと思っていたもので。
まぁ、目からウロコです。
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