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フィンランドのサーリネン・タイプ [外国切手]

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画像は、フィンランドがロシアから郵政権を取り戻した時に発行したサーリネン・タイプです。
汚いリーフですが、仮貼りなのでちっともかまいません。

サーリネン・タイプは、4つに分類できます。
1.透かし無し(1917〜25年)
2.かぎ十字形透かし(1925〜29年)
3.ラッパ形透かし入り(1927〜29年)
4.透かし無し新用紙(1929〜30年)

このうち、2と3は透かしの違いですから問題はありません。
面倒なのは1と4の分類です。
同じ世界カタログでも『スコット』は分けていませんが、『ギボンズ』の親版ではサブナンバーで分けています。

この1と4が重複する切手は7種あるのですが、このうち目打で区別できるのが5種あります。
残りは2種なのですが、このうち40pは印面タイプの違いがあるので、どうしても紙に頼らねばならないのは1mのみになります。

用紙の違いは、漂白技術の差なのですが、この分類は馴れないと難しいかも知れません。
たくさん集めて、漂白度の高いのと低いのに馴れるのが早道。

自分では無理なので、どなたかこのシリーズの良いコレクションを切手展に出してもらえないでしょうかね。
面白いシリーズなのですが。
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