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" THE ' MAXIMUS ' GREAT BRITAIN " パート4 [文献]

" THE ' MAXIMUS ' GREAT BRITAIN " パート4は最終回の売立てで、1970年11月26〜27日の開催。
ところで ' MAXIMUS ' というのは、名前ではなくて、匿名なのです。
この収集家が誰であったのかは、僕は知りません。熱心なイギリス切手収集家は、ご存知なのかも知れませんが・・・。

第3回目は郵便史だったので、地味気味だったのですが、4回目は色々と分かりやすいマテリアルがあります。

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表紙の大ブロックはプレート5。ポジションHIのダブルレターを含んでいます。3000ポンドの参考値に対して、残念ながら不調に終っています。
参考値は、当時の日本円で約260万円。高かったのでしょうか?
でも参考値なので、それよりも低くても入札はできますね。単に需要が無かったか、それとも設定値に達していなかったのでしょうか。

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上の裏表紙のロット589と590は、一見したところ「なんで、こんなのが載るの?」と思われるかも知れませんが、この2枚は有名な郵便使用を目的とした偽造切手。
何しろ使用されてから二十数年して、偽造が発覚したというもの。
この偽造品には2種の版が使われ、ロット589の方は確認枚数の多い5版で、まぁ普通のもの。
ロット590の方は、枚数の少ない6版という珍品。こちらは225ポンドの参考値だったのですが、不落札になっています。
ロット589は、40ポンドの参考値で46ポンドで落札されています。
' MAXIMUS ' コレクションには、この偽造切手が14枚も含まれていました。
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