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ガンドンのマリアンヌ [外国切手]

「ガンドンのマリアンヌ」。
フランスで発行された戦後初期の通常切手シリーズですが、終戦直後の傑作切手として有名な切手なので外国切手収集家でなくても、一度は聞いた事がある名前だと思います。

面白いのは、同一図案で凸版切手と凹版切手があること。
こちらの切手が凸版印刷で、

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こちらが、凹版印刷。

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凹版印刷を見ると「傑作」と言われるのが、よくわかると思います。

このシリーズが発行された1945〜51年は、多くの国がそうであったように、フランスもインフレの真っ最中だったので、必然的に発行種類も多くなります。

それに加えて、額面によって紙が1〜3種類に分類され、更に印面タイプが細分されるもの、長期間にわたる印刷による刷色のバラエティ、裏糊の変化、印面サイズのバラエティなど、様々な要素があります。
中には、1額面で数十のサブタイプに分類される切手さえあります。

国内で、このシリーズの大きなコレクションを作られている方って、いらっしゃるのでしょうか?
国内展では見た記憶がありませんが、どうなのかな?
もしいらしたら、ぜひ拝見したいと思います。
このシリーズは、実物に当らないとよく理解できないものですね。
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