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郵政博物館 [雑記]

良い評価を聞かない郵政博物館ですが、「実際はどうなのだろうか」と思い、所用の合間に行って来ました。
それで結論から言うと、皆さんの辛口評価も仕方が無いかと・・・。

ある方に言わせると「5分で見終わるよ」とのことでしたが、これもあながち誇張ではないですね。
さすがに5分ではありませんでしたが、30分程度でしょうか。

そもそも企業博物館として、どのような展示思想を持って設計にあたったのかがよく理解できません。
恐らく、展示業者からのアイディアが中心に進んだのでしょう。ですから、郵政博物館としての顔が見えて来ないのです。
これは致命的な事で、恐らく学芸員(職名としての学芸員は居なかったと思います)であったり、専門職が活躍する場が、仕事として与えられていないような気がします。
また、面積が小さいのに的を絞り込まれていないので、何を見せたいのか、何を知ってもらいたいのかも全く不明でした。

せっかく修学旅行コースに組み込まれている立地であるのに、中身を見透かされたようにスルーされています。
もっとも、博物館としての展示環境の立地は最悪なのですが・・・。
もし、僕が資料を貸す立場だとしたら、絶対に貸しません。

まぁ、それはさておき、もうちょっと人に来てほしいですね。
一般の人には見向かれない、収集家には物足りない。その現実をどのように分析してテコ入れをするのか。今後の動きに注目です。

最後にオマケ。
ミュージアム・ショップ内で、博物館直営の切手販売コーナーがあるのですが、あまりのヒマさに係のオネェちゃん半分ウツラウツラと。
辛いよねぇ。客は来ないし、じっと座っているのは。
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