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手彫印紙、手も足も出ない話し [印紙]

同じ手彫だという理由で、積極的では無いけど機会があれば集めている手彫印紙。
印紙も切手と同じく和紙と洋紙があって、調査が進んでその成果がある程度公開されているのは和紙の方。
まぁ、この傾向は切手も似たり寄ったりです。
ですが、その調査・研究の進捗状況は収集人口の差がそのまま反映されて、印紙の方は切手の千分の一程度ではないでしょうか。

下の画像は、手彫印紙の駄物中の駄物である洋紙1銭。
残念なことに、2枚が欠けているがためにフルシートにはなっていません。
これが切手だったらスゴい大ブロックとして、皆さんの注目を浴びるのでしょうけど、印紙ではねぇ。

13698.jpg

この欠落した縦2枚は入手したときから無かったので、もしかしたらエラーを含んだポジションだったので、先に切り取られたのかも知れません。

ところでこの洋紙1銭ですが、肝心の版別がよく解らないのです。
公開されている情報では、全ての特徴が明らかにされているわけではなく、当てはまらないものが多くあります。
古屋氏によれば「一般収集には、版別の必要は無い」そうですから。
つまり、それだけ数が多すぎてどうにもならない印紙ということなのでしょう。

ただ、この印紙には印面のガッター幅が2ミリと3ミリの2種類があって、最低その区別はした方がよさそうです。
画像は3ミリ幅のもの。

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