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永代橋之真景 [日本切手]

通常切手ならばルーペで舐めるように見る収集家も、現代物の記念・特殊切手になると、図案をチラッと眺めてお終いという人が多いと思います。

13695.jpg

画像の切手は、昭和47年の国際文通週間切手で「東京第一名所 永代橋之真景」を題材としたもの。
本図は大判3枚組みなのですが、切手に選ばれたには中図。
この切手をルーペで覗くと、なぜ中図が選ばれたのかがわかります。

下の拡大図は、橋を渡っている人の中からの1人です。

13696.jpg

もう、お解りですね。。
そう、郵便集配人です。

では、もう1つ描かれている郵便関係の下の拡大図は何でしょうか?

13697.jpg

これは、なかなか解らないのでは?
何かの旗なのですが・・・、

日本帝国郵便蒸気船会社のもの。

こんな小さな印面の中に、2つも郵便を示すものが描かれているとは、よく考えて選定されていると思います。
こうしたルーペの世界も、意外と楽しいものです。
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