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明治末期の偽造事件 [雑記]

今井修さんの執筆による『日本切手100年小史』という本があります。発行は1978年。
このブログをご覧になっている方の多くも、刊行時にお読みになっているのではないでしょうか?

この本に、以前から気になっている一文があります。
それは、123ページの「毛紙切手のおめみえ」の1行目です。
ちょっと抜き書きしてみると、「明治42年(1909)ごろ、現行切手に偽造品があるのではないか、と一時騒がれたことがあったが、実態がわからないままうやむやに終ってしまった。」

有名な菊切手偽造事件は大正2年ですから、あきらかにこれとは別の偽造事件として紹介されています。
悲しいかな、今井氏は出典を明記されていないので、何を根拠に書かれているのかがわかりません。

こうして書かれているのですから、必ず何かに記録されているのでしょうけど、何でしょう?
ずっと気になっているのですがねぇ・・・。
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