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『北陸郵趣』721号 [文献]

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僕の編集する『北陸郵趣』721号が読者のお手もとに届く頃と思います。
今月号は、地元の消印研究家として著名な島崎氏による「夢現・北陸郵便史(1) 金沢・・・市内局のザワめき」という文学的タイトルの調査報告と、原田氏による「普段着のアルバムから(2)菊切手の楽しみ」。

前者は、金沢市内局の丸一形印による「澤」と「沢」がどのように変遷するのかという調査報告で、地元誌ならではの話題だと思います。
丸一形印は、お手軽に楽しめる部分が大きいので、北陸圏内の他の地域でも色々なアプローチがあると思います。
ということで、読者の方の奮起を期待したいところ。

後者の原田氏による寄稿は、以前の田沢切手編に続いて今回は菊切手。
この調子で行くと、次回は小判かそれとも昭和でしょうか?
まぁ、とにかく安心してお任せできるネタが満載の方ですから、なんでもOKでしょう。
一見すると普通のカタログコレクションと勘違いされてしまうかも知れませんが、わかる人が見るといぶし銀のようなマテリアルがあちこちに散らばっています。
それに、基礎をきちんと押さえて収集されているので、そこらのフラフラのコレクションとはわけが違うのです。
そのようなことから、コレクション作りの1つの指針として、いつも原稿をお願いしています。
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