ハンガリーの新乳入手品 [外国郵便史]
画像のカバーは最近入手したものなのだけど、使用局が前回紹介したコレラカバーと同じ局で、局名は "V. Miskolcz" 。
四角い枠の付いた朱色の消印は、タイプBと呼ばれるもので、同局では1833〜1844年の間に使用しています。では、前回の楕円形のものとどちらが古いのかと言うと、前回の消印の方が先行して使用され、続いて今回の消印に変遷していきます。
宛先は、右下に書かれている "Ofen" で、下の画像の裏面を見ると料金宛先払いの "6" が書き込まれており、重さ1/2 Lothまでの7〜9郵便局区間宛であったことがわかります。
幾つかの見本的な局で、同一局での消印の変遷を作品の一部で紹介したいと思うのですが、揃えるのがなかなか難しいですね。
2011-09-28 19:19
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