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打ち止めです [日本切手]

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画像のリーフは、『ボストーク日本切手アルバム』19巻の最終ページ。
とりあえず、日本切手のカタログコレクションを進めていらっしゃる方には、お馴染のページだと思います。

実は、このリーフは僕の未使用カタログコレクションの最終ページなんです。
一度は20世紀を最後にとか、公社化されたのをきっかけに止めようかとも思ったのですが、なんとなく続いていました。
そんな、何度かのカタログコレクション中止を思い直してきたものの、本格的に画像のリーフを最後に中止してしまいました。
あれから6年半も新切手を買っていないので、今さらながら2013年以降が復活することはないでしょうね。

切手商組合の『日本切手カタログ』が間もなく発売されますが、今年もカタログを見ながら「こんな切手が出ていたのか!」と驚くことにいたしましょう。
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昭和切手のエッセイ [日本切手]

Robert P. Alexander 氏のコレクションは、なぜか複数の業者のオークションで売り立てられています。
そのうちの一つが Waverly オークション。
その1972年3月22日開催の中に、下の画像のマテリアルが。

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昭和切手関係の解説書、例えば全日本郵趣連盟『昭和切手資料』などでは、単片の図版として掲載されています。
たぶん皆さんの記憶も単片だと思います。

今日、たまたまパラパラと見ていたオークション誌に、上の画像のように連刷として印刷された状態を見て「ほー」と思ったしだい。
こういう形になっていたんですねぇ。
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秋田犬ってすごすぎ! [日本切手]

新発見! 旧2円秋田犬 コート紙 NH - ヤフオク!のコピー.jpg

先日のヤフオク。
すごかったですね〜。

円単位の2円秋田犬の未使用単片が 79, 501 円です!!
なんでも「コート紙」だったとか。
たぶん某誌に掲載された記事に端を発してのことなのでしょうね。

もちろん僕は専門外なので、この切手の「コート紙」云々についてはわかりませんが、気になるのはこの切手の立ち位置です。

入札には6人が参加して、24,000 円過ぎからは2人の叩き合い。
そして、このお値段で終了です。
オークションですから、時価がお値段ですから正常なことだし、落札者がハッピーならばそれで良いことですね。

ただ門外漢として気になるのは、さっきも書いたこの切手の立ち位置。
先ず考えられるのは、本当にコート紙だったばあいに、どの程度の残量が存在するのか?
また、それとは逆に本当にコート紙なのか?検証の妥当性は?

希少な切手のばあい、立ち位置が決まるまでには時間がかかります。
すなわち「時間の洗礼」ってやつですね。
時間の洗礼の中で、当初はおぼろげだった輪郭が、徐々にくっきりとしてくるもの。

さて、今回の切手は1年後、2年後の立ち位置がどうなっているでしょうか?
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新小判5銭の香港消し [日本切手]

画像は、新小判5銭切手に香港のパクボー印ですが、逆位なのが少々残念。
1991年の東京国際展の時のオークションでの入手品です。

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5銭切手の香港消しは多くあるので、大抵の小判切手コレクションには入っていますね。
新小判5銭切手の専門コレクションである伊藤敏雄氏のコレクションには、5銭切手横4枚貼りを香港消しで抹消した素晴らしいマテリアルがありました。

香港の消印と言えば、Webb著 " HONG KONG & THETREATY PORTS OF CHINA & JAPAN " がとりあえずの定番。
それによると、画像の消印はタイプF。
タイプFは1と2の2種類のサブタイプに別れるのですが、画像のものは希少なサブタイプ2の方ですね。

理論上5銭が抹消される香港印は4種あるのですが、もちろんそれぞれに希少性が異なります。
その辺の事については認識されていないので、注意して入手すると意外なタイプがお安く入手できるかもしれません。
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満州国皇帝御来訪 [日本切手]

画像は、昭和10年4月2日発行の「満州国皇帝御来訪」記念4種セットから、最低額面の1銭5厘。
この切手の19枚ブロック(シートから20番切手が欠)を見ていたら、2番切手に変なのがあるのを見つけました。
下の画像の赤丸部分です。

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赤丸部分を拡大すると、普通の切手なら下の画像のような彫線になっています。

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ところが、僕が見た2番切手は下の画像のように。

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彫線が乱れているのがわかりますよね。
彫刻刀が滑ってヒゲが彫れちゃった感じです。

たまたま偶然遭遇したものなので、過去の報告例なども全く調べていないのですが、他にもあるのでしょうか?
これから即売のシートを気をつけて見ると、なにか素性がわかるかもしれません。
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琉球・米貨単位暫定切手1セント [日本切手]

これまでにも何回かご紹介してきた、琉球・米貨単位暫定切手。
今回は、黄緑色の1セント切手なのですが、刷色的には一番好きな色ですね。

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画像の切手は上耳紙付なのでポジション1から10のどこかですから、ポジショニングは簡単で6ですね。
右上の赤丸内の線が途切れていますが、これが目印。
この切手、版数は2面と言われていますが、実際に使われたのはプレート1だけなので、上の切手はプレート1のポジション6ということになります。

用紙はオフホワイト紙とホワイト紙の2種がありますが、画像の切手はオフホワイト紙。
色調も、明るい色と暗い色の2種がありますが、画像は暗い方の刷色です。

あと目打も数種類あるので、それら製造面の要素の掛け合わせで、手彫切手のような楽しさが、この切手にはあります。
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明治初期の郵便車 [日本切手]

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画像は、昭和62年3月26日に発行された「さよなら鉄道郵便」からの1枚です。
皆さんのアルバムにも、2種連刷で収まっていることでしょう。

先日、この切手について「あれっ??」と思うことが。
『郵趣ウィークリー』1987年6号の新切手ニュースにこの解説が載っているのですが、それによると「明治20年代の鉄道郵便車ユ3700形式」となっています。
たぶん郵政省のアナウンスが、そうなっていたのでしょうね。

でも、そうなのかなぁ??
僕の認識のユ3700形式は、下の写真なんですが・・・
この車両は、新橋工場で作られた国産車両です。

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それで、切手に描かれた車両は下の画像です。
これは、1両に下等室と郵便室がある合造車タイプで、写真奥が下等乗客室で手前が郵便室になっています。
イギリス製の全長4.6メートルの車両で、開業初期に輸入されたものの1両です。

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僕の認識では、上の合造車両はユ3700ではないのですが・・・。
まぁ、僕が間違えている可能性もあります。
じっくりと調べてみる価値はありますね。

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新小判切手15銭のこんなもの [日本切手]

新小判切手の15銭。
手元のストックブックには、リーフ貼れない15銭切手が30枚ほどあります。
その中の1枚が下の画像のもの。

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ご覧のように、全体のコンディションが全くダメな切手ですね。
オフセンターで、しかも目打は不揃い。
だからこそ、リーフに貼る場所がなくてストックブックで長い眠りについていたわけです。
眠りといえばよいですが、ほとんど仮死状態。

ところが、今回ルーペで拡大して見たら、国名表示の「本」の字が、なんか変なのに気付きました。
その拡大画像が下です。

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「本」の第3画の最後が、斜め上方に跳ねちゃってます。
普通は横で止まっているのですが・・・。
どういう性格のものなんでしょうかね?

正直な話、新小判15銭切手は面白くない切手だと思っています。
でも、こういうのがあれば、面白くないものも面白くなってきて、リーフに整理する気が起きてくるというもの。
他の切手もルーペで覗くと、何かあるかも・・・。

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桜切手和紙カナ無し10銭 [日本切手]

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松田印刷で、ポジションは39。
この切手は版が1面しかないので、ポジショニングは楽ですね。

画像のどこを見て欲しいかというと、それは目打。
さて、おわかりでしょうか?



答えは、横が短器目打で、縦はMLL目打ですね。
特に横目打を見て欲しいのですが、短器目打に特有の角張った(四角っぽい)感じがわかるかと思います。

和紙の10銭。
欲を言えば四周MLL目打が欲しいのですが、資金的に無理なので、この切手でガマンです。
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震災切手2銭のサブタイプ [日本切手]

四半世紀前のリーフです。

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日本切手のカタログコレクション+αを目指していた頃に作った、震災切手2銭タイプ1のリーフ。
田型がちょっと面白い。
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