旧版改色富士鹿8銭 [日本切手]
日本切手を、カタログコレクション的に集めている人は多いと思います。
というか、大部分の収集家はそうでしょうね。
また、あるシリーズを専門的に集めている人でも、専門以外の日本切手全般を程度の差こそあれ、カタログコレクション的に集めていることと思います。
(まぁ、最近は稀に自分の専門以外は全く見向きもしない、収集家もいらっしゃいますが・・・)
カタログコレクションでは、大抵は安価な入手しやすいマテリアルから手に入れていくのがスタンダードで、最初は面白いように揃っていきますが、あるところに来ると壁に突き当たります。
おそらく、それが画像の旧版改色富士鹿8銭ではないでしょうか?
カタログコレクションの1つの節目が、旧版改色富士鹿8銭だと僕は思っています。
「たかが富士鹿の単片に数万円」と思うのが、正直なところですね。
でも、これを入手してしまうと収集に弾みがついて、続く大物、例えば昭和11年年賀シートや冠10銭、逓信記念日小型シートなどの入手への足場となります。
旧版改色富士鹿8銭。
収集を進めて行くにあたっての、キーポジションに位置する切手ではないでしょうか。
2017-07-30 12:47
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