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ミニ専門誌の必要性 [雑記]

「ミニ専門誌」。
これは、あくまで便宜上つけた名前です。
話の上で想定しているのは、有名どころだと『消印とエンタイヤ』とか『てつゆう』など、1号あたり数ページから10ページ程度で、内容は多くがデータの紹介や1〜2ページの小報告、そして当該分野の動向などで構成されているもの。

最近では、こうした特定分野のミニ専門誌がなくなってしまい、多くの方が不便に思っているのではないでしょうか。
例えば、希少データや新データを入手した場合に「はて、どこに報告すれば??」と迷ってしまうわけで、僕自身もその一人。
専門誌があれば、迷わずにそこに発表するのですが・・・。
例えば、以前だったら鉄郵印関係なら『てつゆう』誌に発表すれば、郵趣界へのデータ提供として済んでいたわけです。
また、その逆に「どんなデータがあるのかな?」と思った時には、専門誌を見ればデータの蓄積を見ることができました。

郵趣には、どのような分野であってもデータの蓄積が必要です。
その蓄積先として投稿者が選ぶのは、その分野の収集家が多く集まり、それらの方の目に触れる専門誌だったわけです。
そうすることによって、郵趣界でそのデータが認知されるわけですからね。
特に消印分野では1年の間にデータの更新が多くありますし、最古、最新データの他に中間データが重要なばあいもあります。

専門誌、特に消印分野の専門誌の必要性を思っていらっしゃる方は、多いのではないでしょうか。

画像は、『消印とエンタイヤ』と並んで、今でも座右の書として活躍している『てつゆう』誌から切りの良い100号です。

15219.jpg

本号には、菊切手上の時刻入り鉄郵印の集成や、丸一型鉄郵印の新資料などの報告が掲載されています。
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