ペニーレッド・プレート138の使用例 [外国切手]
画像は、ペニーレッドのプレート138を3枚貼った使用例で、チェクレターはJ-D〜J−F。
宛先はフランス宛で、ごく普通にある使用例ですが一応外国郵便です。
Nottingham発で、1872年6月30日の日付印が押されています。抹消部の番号は583。
カバーは、フラップ部の消印を見せるために上に開いてありますが、左はパリの中継印で6月31日。その右の開封時にちょっと切られてしまっているのは、リヨンの到着印7月1日です。
左下には二重丸のフランスの日付印がもう1つあるのですが、残念ながらブレていて局名が読めません。日付はパリと同じ31日です。
たぶんフランスの入国印だと思うのですが・・・。
一番目立つ朱色の「PD」印が、宛先までの料金完納印であることは、言うまでもありませんね。
1872年ですから、日本では桜切手の最初のシリーズが売出された時代。
そんな時代の3枚貼り外郵カバーが、日本円で3000円弱で楽しめるのですから安いものです。
2014-05-25 18:00
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