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「岩代土湯・郵便局印について」 [文献]

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『会津郵趣』第7巻6号(昭和35年6月)に掲載された、新城辰五郎氏「岩代土湯・郵便局印について」は、短文ながら極めてインパクトが強い報告だったのではないでしょうか。

なにしろ、円形の「岩代/郵便局/土湯」の不統一印が抹消している切手が、新小判2銭だというのですから!

この報告で残念だったのは、地方の孔版誌だったので図版が無かったことと、少部数の印刷のため、限られた人しか本記事に目を通すことができなかったことです。

月日は経って、実はこのときに報告されたカバーが、澤護氏の名著『小判切手』に採録され、本書によって初めて本カバーを目にした方も多かったのではないかと思います。
『小判切手』をお持ちの方は、どこに掲載されているのか一度探されてはいかがでしょうか。
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