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「レヴイ・コレクションの競売」 [文献]

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昭和37年5月に刊行された『関西郵趣』156号に掲載された市田左右一氏による「レヴイ・コレクションの競売」。
このブログでもレビー・オークションについては、何回か触れたのでご記憶の方もいらっしゃると思います。
その第1回目のオークションに日本人としてただ1人参加したのが市田氏。

さすがに日本切手の専門家であったレビー氏のコレクションであっただけに、切手の偽物は1枚も含まれていなかったらしいですが、その頃はまだ一部を除いて研究が進んでいなかった消印関係には、幾つもの偽消が混じっていたそうです。

龍500文2・3番切手の「タスキ落ち」「点・タスキ落ち」をコレイボ氏と競ったことなど、市田氏の単行本である『切手の愉しみ』とも一部重複する内容を含んでいますが、古き良き時代が感じられる一文。
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